公演情報
豊島区テラヤマプロジェクトファイナル ミュージカル「青ひげ公の城」

3年続いた豊島区テラヤマプロジェクトのファイナル、今年も劇は中池袋公園から始まります。

【作】寺山修司 【音楽】宇崎竜童
【振付】前田清実【演出】流山児祥  【出演】
河原崎國太郎 毬谷友子 美加理 蘭妖子 伊藤弘子 山崎美貴 風間水希 関谷春子/大久保鷹 塩野谷正幸 福士惠二 麻田キョウヤ 龍昇 栗原茂 小林七緒 勝俣美秋 阿部能丸 ほか

【日程】
2014/11/21(金)〜30(日)

【会場】豊島区公会堂 みらい座いけぶくろ(東京)

【チケット】
●プレオーダー受付
2014/8/23(土)12:00〜8/27(水)18:00
●一般発売
2014/9/6(土)10:00〜

≫チケット申込みはこちら

【予約・お問合せ】
流山児★事務所 TEL03-5272-1785

流山児★事務所創立30周年記念公演 第1弾「どんぶりの底」

第151回芥川賞ノミネート、第40回川端康成文学賞受賞作家 戌井昭人の「新作戯曲」書き下ろし

【出演】
若杉宏二 月船さらら 大内厚雄 大久保鷹 伊藤弘子 栗原茂 佐藤華子 里美和彦 冨澤力 平野直美 木暮拓矢 坂井香奈美 武田智弘 桐原三枝 根本和史 土井通肇 塩野谷正幸

【スタッフ】
作:戌井昭人 演出:流山児祥 美術:島次郎 音楽:諏訪創 振付:北村真実 照明:沖野隆一 音響:島猛 衣装:大野典子 舞台監督:小林岳郎

【日程】
2014/9/26(金)〜10/5(日)

【会場】下北沢ザ・スズナリ(東京)


【チケット】
●プレオーダー受付
2014/7/25(金)12:00〜7/29(火)18:00
●一般発売
2014/8/9(土)10:00〜

≫チケット申込みはこちら

【予約・お問合せ】
流山児★事務所 TEL03-5272-1785

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さて、今日から10月。すっかり秋。1年で最もすごしやすい季節である。
今年も残すところ3ヶ月、ホントあっという間である。
今日から外食、航空運賃などの値上げが次々と。乳製品、コーヒーに続いて価格がアップする商品が増えるという、値上げと重税のアベニミクス。でもって、次々と天災と呼ぶべき災害が襲っている。御嶽山噴火。
・・・・・・・・
で、「どんぶりの底」は本日、中日、あと残すところ6ステージである。

「流山児★事務所創立30周年記念公演第1弾「どんぶりの底」を観てきました。おなじみの役者やアングラベテラン役者、元宝塚出身の役者が混在の超アングラな舞台。役者の熱気と客たちの期待が交じる30周年を記念する素晴らしい舞台。」(世界の果て)や「「作品が醸し出すエネルギーが強すぎて感じたりするんじゃなく異空間に私が飛び込んでいかないとならないのかな?飛び込めなかったので、観終わった後かなりぐったり。」といった感想が続々と伝えられる、感謝。

満員爆走中の「どんぶりの底」でも、本日:10月1(水)14時開演は、なぜか「大いに余裕あり」です。
12時まで予約受付中→https://www.quartet-online.net/ticket/the-depth2014?m=0abjgca
※当日券は13時より発売。上演時間1時間55分。
03−3469−0511(スズナリ)
ぜひ、ふらりと下北沢へおいで下さい。面白いですよ!!

また「どんぶりの底」の残席状況
10月2(木)19時「残席僅少」
   3(金19時「大いに余裕あり」
   4(土)14時「余裕あり」
      19時「余裕あり」。

今すぐ予約は→https://www.quartet-online.net/ticket/the-depth2014?m=0abjgca
※ 03−3469−0511(スズナリ )絶賛のゲンダイの「どん底」を見逃すな!
2014-10-01 09:31 この記事だけ表示
これまた、ステキな「劇評」です。
演劇◎定点カメラ BYねこ

初の長編戯曲とか、意外に感じるねこ。ゴーリキー「どん底」がもととか。
 
舞台。崩壊寸前な壁装置。出入り口や窓は傾いでさあ大変。際に壁残骸の体で白い
 切片が積もり。上手電信柱に給水タンク、下に金たらい。下手に木彫りの作業場所。

お話。日本崩壊後のスラム。底辺にもヒエラルキー。羽振りのいい泥棒は危ない
 不倫。逆転をねらう野心家は自称元軍部研究所の博士、そのSF発明に執心。
 彼らと諦めた人の間には博打と歌だけを糧に生きるものがいる。
 原作の三角関係を主に、キャラ(泥棒、饅頭売り、巡礼…)を重ねてみるのも一興。

 陰惨なリアルを反転、からっと軽く仕上げた逆転どん底。面白楽しいなあねこ。
 ディストピアな未来世界も庶民は変わりなし。ステレオタイプな愛憎のもつれ話とともに、マジックリアリズム?なエピソードもある不思議。粒立ちの良い役者の味わいが、屋台おでんが如く染みわたるベテランと、サラダ感覚の中堅が混合して奇妙で愉快。

散りばめた歌はパワフルで逞しく、またひょうきんにして心弾ませ。
哀切と狂騒のいずれも振り切ることはせず、エンタメの心忘れないさじ加減がさすがと思うねこ。
2014-09-30 11:15 この記事だけ表示
連日全国各地から、札幌、愛媛、福島、熊本、福岡、名古屋、大阪のファンが下北沢の小劇場に。
連続5ステージフルハウス!多くの観客が押し寄せている戌井昭人の新作「どんぶりの底」このヒットの感触は「田園に死す」初演の大ヒットに似ている。

お客さんが「口コミ」で「面白さ」を伝えている。仕込みまで、殆どチケットは売れていなかったが、幕が開くと予約が急速に増えた!
観ないと、ホント、一生の損ですよ!

今日は友人の高取英、山崎哲がスズナリに。
昨夜はいつものように30年来の友人:伊藤裕作さんと痛飲。贔屓の若手漫才コンビを連れてきた。なにか一緒にやろうぜ、Space早稲田が1ヶ月週末早稲田演芸場になるとか?
それにしても、「どんぶりの底」には様々のジャンルのひとがやってきている。面白い。

昨日、今日と多くの演劇評論家各氏がスズナリへ来ている。
ゴーリキーの「どん底」と戌井昭人の「どんぶりの底」は同音異曲にもかかわらず、様々なる感想が・・・。

ま、わたしたちの道を往くだけである。
の目で2014年のこの国の「いやーなj感じ」の《現在》を確かめてください。
演劇は《現在》を映す鏡である。
・・・・・・・・・・・
止まらない満員爆走の「どんぶりの底」本日:30(火)14時開演「残席僅少」。12時まで予約受付中→https://www.quartet-online.net/ticket/the-depth2014?m=0abjgca … … …※当日券は13時より発売、 上演時間1時間55分。 03−3469−0511(スズナリ)下北沢で待ってます。
あと7ステージ!全力疾走します。

「どんぶりの底」なぜか10月1(水)14時・2(木)19時・3(金19時開演は「余裕あり」。予約は→https://www.quartet-online.net/ticket/the-depth2014?m=0abjgca … ※当日券は開演1時間前、 上演時間1時間55分。 03−3469−0511(スズナリ )絶賛のゲンダイの「どん底」見逃すな

2014-09-30 10:59 この記事だけ表示
これも、ステキな「劇評」です。
プロデューサー:小澤俊夫氏
流山児事務所「どんぶりの底」

昨26日、下北沢ザ・スズナリで、流山児事務所創立30周年記念公演第一弾「どんぶりの底」(作:戌井昭人、演出:流山児祥)を観た。
 そのチラシのレイアウトからして、言わずと知れたゴーリキーの「どん底」を底本にしている事が判るが、我が国に於ける「どん底」の上演記録を調べてみると、1928年に築地小劇場が「夜の宿」というタイトルで上演しており、以降多くの劇団によって上演され続け、最近では椿組の「椿版・どん底」(2012)、Pカンパニーの「どん底」(2013)などがある。
 上演記録で目についたのがムーラン・ルージュ新宿座で、1937年に「チンどん底」と題されて上演している事だ。当時の座員は水島道太郎、左卜全、有島一郎、明日待子、望月優子ら。森繁久彌は戦後1949年入団。タイトルの「チンどん底」の「チン」は「珍」を意味するのか、それとも「チンドン屋」に掛けたか「チンチロリン」に掛けたか判らないが、当時の新宿座文芸部にはダダイスト詩人で小説家の吉行エイスケ氏がおり、ひょっとしたら吉行氏の企画とタイトルだったかもしれない(後日ムーラン・ルージュ新宿座史を調べてみよう)。
 余談だが1937年当時、長男の淳之介13才、長女の和子2才。黒沢明の映画「どん底」(1957)は舞台を日本の江戸時代に置き換え、貧しい長屋に住む人々を描いたものだったが、戌井の「どんぶりの底」は時代も場所も定かではない。それはまた、この不安定な現代日本の終末を予測しているのかもしれない。

 どこかの谷間の底だろうか、舞台中央で昼間から仕事もせずにチンチロリンをしている男たち、男1(大内厚雄)、アル中男2(塩野谷正幸)、男3(冨沢力)。奥には上半身裸の男(木暮拓矢)が必死に何かを支えている。
 音楽が鳴り、出演者一同が登場して歌い踊る。オープニングが終わると、廃墟の一廓に降り積もったゴミを掃除する知恵遅れの女(坂井香奈美)。彼女は木工職人(里美和彦)の病気の妻(佐藤華子)の面倒を見る心優しき一面を持つ。まるでマイフェアレディーのイライザのようだ。一見ヤクザかと見まがう大家(根本和史)の妻(伊藤弘子)は、原作と同じく夫から自由になる事を泥棒の情夫(若杉宏二)と画策する。 
 階段を登って男の部屋に向かう女の腰つきが艶かしい。(黒沢映画では、大家は中村鴈治郎、その妻は山田五十鈴、泥棒は三船敏郎)。廃墟のアパートの住人達は警官(武田智弘)の監視対象であり、時々饅頭売りの女(桐原三枝)が商売にやって来る。マン処から取り出される饅頭の味は、
 さて?廃墟の一室を借りにやって来た生臭坊主(土井通肇)は、家賃の前払いを要求する大家と一悶着。しかし金がないという坊主の袈裟袋の中は、お札がびっしり。
 そんな中、幹事長と呼ばれる住人(栗原茂)は、昔この場所にあった研究所で瞬間移動装置を発明した博士(大久保鷹)を連れてくる。男1・2・3たちは、瞬間移動装置があったら去って行った妻をここに移動させるなどとその利用法で盛り上がるが、博士は瞬間移動装置よりももっと価値のある、電波ジャックが出来る装置を大根の入った買い物籠から取り出す。あらゆる電波をジャックして情報操作で世界を支配するのが博士の夢らしい。まるでキューブリックの映画「博士の異常な愛情」出てくるストレンジラブ博士のように怪しげだ。幹事長がその装置に向かって「淋しい」と叫ぶと、その声に導かれたかのように暗い感じの女(平野直美)がやって来て幹事長に求婚する。
 一方、貧民窟ではもう一つの恋が芽生えていた。泥棒の情夫は売春を生業とする美貌の女(月船さらら)の色香に惑わされ、女の部屋に入り浸る。年増の女より若い女の方に向かうのは、男の常。やがて大家の妻に発覚されると・・・。

 流山児事務所の役者たちと70年前後のアングラ劇団で活躍していた大久保鷹(劇団状況劇場・通称赤テント)、根本和史(68/71黒色テント・通称黒テント)、土井通肇(早稲田小劇場)との競演はそれだけで観るに値する。どんなに素晴らしい脚本でもそれを誰が演じるかによってその中身は大きく異なるが、このアングラトリオの存在感は只者ではない。彼らが舞台に登場するだけで期待と不安と笑いを抱かせ、まさに唐十郎が言う「特権的肉体」がそこにある。
 加えて元宝塚男役トップスター・月船さららの歌と踊りはさすが。宝塚のモットーである「清く・正しく・美しく」と大いにかけ離れた小劇場の芝居に果敢に挑戦する姿は、観ていて清々しい。
 何年か経ったら唐十郎の戯曲、「少女仮面」の春日野八千代を演じて欲しいものだ。脚本の戌井昭人氏は文学座の御大・故戌井市郎氏のお孫さんだそうだが、今年「すっぽん心中」で第40回川端康成文学賞を受賞し、本年度の芥川賞にもノミネートされた実力者。
 流山児祥の演出も冴え渡り、芝居の醍醐味を感じさせる作品となっている。

公演は10月5日まで。
2014-09-29 15:45 この記事だけ表示
江森盛夫氏の「演劇袋」より。

創立30周年記念公演第一弾@ザ・スズナリ 『どんぶりの底』
作:戌井昭人、演出:流山児祥、美術:島次郎
作者:戌井昭人は祖父が文学座の名演出家戌井市郎、その戌井市郎を流山児が爆笑老人演劇ユニット「オールド・バンチ」のメンバーとして参加してもらい、数々の「名舞台」を作った・・。

その縁で戌井昭人に台本を依頼した。

戌井は自ら演劇集団「鉄割アルバトロスケット」を主宰するが、すでに何回も芥川賞候補になっているほどの一家をなしている小説家でもある。わたしは熱烈な愛読者だ。

その戌井の芝居を流山児が演出、それに以前は流山児と組んでいた美術の島次郎が美術を担当する。
それに60年代アングラ御三家:早稲田小劇場の土井通肇、状況劇場の大久保鷹、黒テントの根本和史、それにキャラメルボックスの大内厚雄が客演という異色キャストが連なる話題豊富な座組み・・。
もともと、戌井の作風は芝居も小説も変テコの魅力だ・・。

《流山児は「変テコでも構わない」「メチャクチャなの書いちゃって」ということになったのだが、あまりメチャクチャでもということで、ゴリキーの「どん底」を下敷きにするということになった。ですから「どん族」を、どんどん、無意味にしていくような感じで書きました。そして、演出の流山児さん、役者の皆さんで、ちょっと意味を持たせ、最後は、良い意味で、なんなだかわけのわkらないものに仕上げてくださtることを期待して、楽しみにしております》(戌井昭人)と、いうことに・・。

年寄りは、もとの原作「どん底」の人物と、この舞台での人物を、比べたり、思い出したりでわくわくするが、アングラ御三家の役者の濃い芝居と、泥棒(ペペル)役の若杉宏二以下、月船さららなどの若いメンバーの薄くて軽妙な芝居のせめぎあいが、絶妙な効果を醸して、なんだかわからないが面白い舞台になっていて、それに流山児得意のミュージカルシーンが要所できちんと決まり、見事に、ショーアップされていたのだ。

あと「楽塾」の桐原三枝が、饅頭売り役で出ていたのも嬉しかった。
2014-09-27 19:57 この記事だけ表示