※※
5日(木)〜7日(日)までの4日間、熊本県立劇場にずーっといた。
熊本での「最後」の演劇大学。4年間実に楽しいワークショップであった。4年間の間にみんな「すごい成長した!」ことを「実感した」4日間であった。夏目漱石の「夢十夜」をテキストにして5人の演出家志望のメンバーが書き上げた脚本を4チームに分けて4日間で「上演」するという例によって無謀とも思える企画。
いや、大変!だった!が、面白かった!
※※
私はシニアチーム。2人の演出家の作品を別々にやろうと当初、思っていたが一人の演出家が「思わぬ出来事」で2日目から来られなくなった。急遽、一夜と二夜をミックスした作品をゴーインに作ることに。で、結局、演出家を役者のメインにしなければ無理ということで,
「演出家の役」を「演出家の幸太くん」が「演じる」(といいうか舞台で「演出もしていい」というカタチで)私がゴーインに作ることになった。だから、こんどこそ楽、出来るかな?と思っていたが今回が一番大変なことになった。
で、(何が!)テッテ的にナンセンスでそれでいて不条理オペラに仕上げた。シロウト、というか「初舞台」のおじさん、おばさん、30年ぶりに芝居をやることになった劇団東京ブラックホールの大介が面白い。
稽古中は、まるでシュールレアリズムの自動筆記状態。歌は「サンライズ、サンセット」と五木ひろしの「待っている女」を急遽、思い浮かべ「歌」うことに。
メインの「百年の恋」を演じるお二人さんは「見ず知らずの他人」というのに2日間カラオケボックス行き!を命じた。その効果は発表会当日に現れた。おどおどした「初舞台」おじさんは二夜にして五木ひろしと化した!!のであった。いや、ホンマ! ♪愛はかげろう、つかの間の命・・・である。
60代、50代の7人のエネルギーが「暴発」する20分の「世界の何処にもない」作品に出来上がった。いつものことだがみんなすごい!ニンゲンのエネルギーは「すごい」のだ。♪愛を止めないで、そこから逃げないで・・・・である。いやあ、わたし泣けました。
本番の朝から3回「通し」、徹底的に台詞が出るように「した」!コレがよかった。
※※
各チームの個性が出た「いい発表会」となる。きゃくせきも立ち見も出るほどの超満員になった。熊本の次世代の演劇を担うイイ意味での「おわり」であって本当の熊本の次世代演劇の「はじまり」の演劇大学になった。いや、良かったドラマドクターの和田さん、古城さん、坂口君の演劇感も見える。いい体験である。皆さん、お疲れ様。
とりわけ、名誉学長でもある瓜生正美さんの存在に感謝。シンポジウムで語ってくれた「戦後地域演劇の体験談」は、孫の世代たちにとって貴重な体験!となった。演劇は歴史性と社会性を持ち温度をもった肉体が作る芸術である。
※※
今年の7月に予定している坂口瑞穂「新作」書き下ろし『お岩幽霊/Buenos Aires』の公演場所を健軍文化ホールに決める。市電の終着駅の近くにある300人の小劇場。いい劇場である、ただし駐車場が無いのが玉にキズだが致し方ない。坂口君と一緒に決める。
いつものことだが演劇三昧の4日間であった。
全員で打ち上げ。熊本日日新聞に4年間総括を書く事に。
で、何人かとカラオケで2次会。久しぶりに歌う。28日の紀伊国屋演劇賞受賞記念パーティで「ミニライブ」をやろうと思っているので少しは稽古しなきゃ・・・である。
※※
8日(月)11時過ぎの飛行機で帰京。
夜7時から渋谷でケラさんと緒川たまきさんの結婚披露パーティに1時間ぐらい出席して8時半から早稲田で『標的家族』のアフタートークに参加。忙しい「いつものトーキョーの日常」である。さて、歩くか!!
トラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/140579167







コメント
お疲れさまでした。
この「演劇大学」を活かして、小学生のための公民館演劇ワークショップを6月〜11月まで行います。週1回の稽古ですが、「地域公民館祭り・11月」で子どもたちで上演する企画です。
『お岩幽霊/Buenos Aires』
7月9日(金)熊本市健軍文化ホール!
超満タンでお待ちしています。
コメントを書く
※画像の中の文字を半角で入力してください。