流山児祥オフィシャルブログ『祥 MUST GO ON!』

公演情報
楽塾創立20周年記念公演
『すももももももモモのうち』


【作】佃典彦
【演出】流山児祥
【出演】
〈楽塾〉
いそちゆき 河内千春 川本かず子 桐原三枝 阪口美由紀 佐野眞一 関口有子 高野あっこ 辻洋子 内藤美津枝 二階堂まり 西川みち子 平山郁子 みかわななえ 村田泉 めぐろあや
〈流山児★事務所〉
流山児祥 柏倉太郎 山下直哉 森諒介 星美咲 橋口佳奈 竹本優希

【日程】
2017年5月3日(水・祝)〜6日(土)

【会場】座・高円寺2(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 3,500円ほか
3月3日(金)より発売

【お問合わせ】
流山児★事務所
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com


だいこん・珍奇なゴドー
だいこん・珍奇なゴドー



【作】戌井昭人
【演出】流山児祥
【音楽】栗木健
【振付】北村真実
【出演】
塩野谷正幸、佃典彦、伊藤弘子、月船さらら、山崎薫、栗原茂、谷宗和、大久保鷹、土井通肇
佐藤華子、里美和彦、冨澤力、柏倉太郎、平野直美、星美咲、橋口佳奈
演奏/栗木健、諏訪創

【日程】
2017年3月15日(水)〜22日(水)

【会場】ザ・スズナリ(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 4,000円

公演詳細はこちら
流山児★事務所
2017年度新人募集
《二次募集》
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)
応募〆切:2017年4月5日(水)必着

【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
審査日:2017年4月8日(土)午前
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
CD/DVDを買う
続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜 DVD

続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜 DVD
「続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜」「続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜」DVD発売中!
その他公演パンフレットなど
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『ハイライフ』以来、2年ぶりのビクトリア。
いたるところにFRINGEの旗がぶら下がっている。
フリンジフェスティバルのプロデューサーでINTREPID THEATREの芸術監督でもあるジャネット・マンシルさんが「今年は宣伝に力を注いだから『ハイライフ』を越えるヒトが来るから!」と力強く言ってくれている。それでも、自分たちでやれることはやろうと「街に全員で散って」チラシくばり、ポスター貼り。
この街ではデモンストレーションはご法度。

初日のステージはフリンジ・スクエアでのデモンストレーション。「満員」の観客の中、後半のチームのなかでもひときわ人気爆発のデモンストレーションになる!
そして、急遽、千穐楽9月2(日)深夜22時フリンジファイナルナイトの「特別追加公演」も決定した!!

演劇祭の超目玉作品ということで注目のRYUZANJI COMPANY!3回目のビクトリアである。
想えば、今回字幕、ニューヨーク&ビクトリアの現地コーディネイトと、もろもろお世話になっているクレアは2000年のときは制作の畝部のホームステイ先のビクトリア大学の学生だった。今回、ニューヨーク公演の成功もビクトリア公演もクレアの力は計り知れない。今回もラジオの宣伝やイロイロ細かいことをやってくれている。とりわけ、『花札伝綺』の英語字幕は大好評である。ビクトリア大学の先生が生徒たちにクレアのことをほめていたという。《出会い》が生む力とはこのことである。
また、「初」のエジンバラ公演を成功に導いてくれたのも、プロモーターの田中伸子さんに負うところが多い。彼女のサポートなしでは、巨大な海のごときエジンバラフリンジでわたしたちは水没していただろう。
一寸したニンゲンの真摯なパワー、一寸した努力で、世界では「無名」のカンパニーも面白いことが出来るのである。ほんとに、クレア、そして伸子さんに、感謝である。
もちろん、海外制作チームの阿萬、畝部の二人の力は凄い。そして、いつものことだが、さまざまな困難を乗り越えてやりぬける流山児★事務所の「劇団力」にはほんとに頭が下がる。12年、ほぼ、毎年のように海外へ行っているチーム力の凄さである!『狂人教育』『ハイライフ』『花札伝綺』3作品ともビクトリアの皆さんの心にキチンと届いていることを実感する日々である。これって凄くない?

VENUE#3 METRO STUDIO 1411QUADRO 『花札伝綺』18時30分開演です!!


2012-08-30 09:07 この記事だけ表示
ニューヨーク、ニューアーク空港。
トロント行き、2時間遅れからアクシデントが次々と。
トロントからビクトリア行きが結局4時間遅れ。

今、わかったことだがフロリダを襲ったハリケーンカトリーナの再来の影響らしい。
当初、夜19時ビクトリア着が大はばに遅れて深夜1時近くにビクトリアに入った。深夜2時過ぎにホテル到着。カナダ公演、はいつんものことだが何人かがホームステイする。が、この時間では?と心配していたが深夜にもかかわらず、パパ、ママが迎えに来てくれた。感謝。2000年の『狂人教育』エドモントン・ビクトリア・バンクーバー公演から始まったカナダ公演、2009年『ハイライフ』に続いて3回目。
劇場のMETRO STUDIOも3回目。
深夜3時過ぎ、劇場を見てみる。外も綺麗になっている。客席数150。街全体に「FRINGE」の垂れ幕が・・・・・NYでも劇場にいろんな色の旗が立っていたけど・・・・。
・・・・・・・・・
ビクトリアに着いて一番最初に聞こえてきたのがかもめの鳴き声。エジンバラと同じである。ビクトリアも港町である。それも、めちゃくちゃ綺麗な街である。イギリスの古都を思わせるブリティッシュ・コロンビア州の州都である。
・・・・・・・・・・・・
ニューヨークとの時差は3時間。
飛行機の中で結構寝ていたから、朝8時に起床。
今日はハードな1日になる。

劇場横で作業。14時からテクニカル・リハーサル。この模様を追うドキュメンタリーの撮影も入っている。ちなみにニューヨークではずーっと高橋玄監督が撮影していたっけ?
そして、18時半初日!の幕が開き、22時からビクトリアフリンジ「第2弾開幕」の2分間デモンストレーションと1日中ハードなスケジュールである。ビクトリアフリンジは先週の23日からすでに始まっている。ニューヨークもそうだったが、この1週間の遅れは結構大変なこと。宣伝する間もなくビクトリアの幕が開く!!さて、いかがなことになるか?でもって、街中では宣伝できないし・・・うーん。
56作品、9の劇場(べニュー)、フリンジ・スクエアとフリンジパブがある。10日間の開催、1劇団6ステージ。26年の歴史を持つ市民のための素敵な演劇祭である。ちなみに、ニューヨーク・フロンジは今年で16年目を迎えた。というわけで(何が?)、みんながテクリハやっている間、一人でやる任務は、恒例の、べニューに行ってポスター貼りとチラシ置きである。センターに行くと事務局のみなさんに「WELCOME BACK FRINGE!」と迎えられる。『ハイライフ』以来2年ぶりのビクトリアである。町並みの全てを思い出した!!!

2012-08-29 01:49 この記事だけ表示
NY千穐楽!!
いつものように粛々と、昨日今日と街は静かである。
今日はFRINGEのファイナル。
正午のチームが千穐楽というのに10人未満の入りで、こりゃ大変だ!と心配していたが杞憂、ほぼ「満員」の客の入り。よかった、良かった。ノリにノリまくる観客とともに走り終える。
HEREの芸術監督、NYパブリックシアターのARTISTIC ASOCIATEといった人たちの顔も。
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終演後、早速、現在NYで最も注目を集めている世界的演劇祭「UNDER THE RADER FESTIBAL 2014」への参加を打診される。今年、1月、野田秀樹のNODA MAP『THE BEE English version』と岡田利規のチェルフィッシュ『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』が参加した国際演劇祭でもある。NYのど真ん中:NYサクセスストーリーの始まり??って?いや、いや・・・・・。
夜は劇場バラシ。参加全チーム全メンバーでHEREを元の状態にするのである。フェス初日は全員で仕込み、これがFRINGEの参加の原則。実に明快な任務分担、わたしたちは仕込みをやっていないので、バラシはキチンと手伝うことに当初からしていた。が、大変!結局、ほぼ流山児★事務所メンバーで「照明」全バラシ!Space早稲田やスズナリ、でバラシはお手の物である。あっという間(が、2時間近くかかる凄い数の照明灯体数)に劇団照明班が中心になってやる!クリスチャンいわく、例年の半分でバラせた!これも歴史的なこと!ほかのカンパニーメンバーも称賛と感嘆の声。照明の劇場スタッフのシンディが今日で18歳の誕生日を迎えた・・・みんなでハッピーバースデーの歌。こういった《出会い》の中にこそ《演劇の現場》があることを実感。芝居人?劇場人?はみんな同じだな。

その後、イロイロお世話になったPさんらと飲み会。Pさんらはジャパンソサエティの企画の芝居でもろ、スケジュールがぶつかっていて『花札伝綺』は見られなかった。小川絵梨子さんたちのグループでもあるとのこと、当初は彼女が演出予定だったらしい・・・・。いろんな面白いヒトに出会ったニューヨークであった。FRINGEの打ち上げパーティにそのまま合流。凄い人出。飲んでると多くの人たちを称えるスピーチ。べニューディレクター、ボランティアの皆さんらに、そして『花札伝綺』はインターナショナル参加部門で唯一デザイン賞を貰った。ありがとうございます。また、必ず来ます!!
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※Under The Radar Festival について。
ニューヨークで毎年行われる国際演劇フェスティバル。新進からベテランまで幅広いアーティストに注目し、劇団から単独活動のアーティスト、作家にいたるまで大胆にプログラミングしている。最先端のアーティストによる刺激的な作品をラインナップすることを目指して、これまでに7年間継続。米国内のみならずオーストラリア、南米、欧州を含む17か国の104作品を上演、国際共同制作も手がけている。米国最大の舞台芸術見本市であるAPAPや、国際舞台芸術協会(ISPA)の年次総会と会期が重なり、世界中の舞台芸術関係者がニューヨークに集結しているため、Under The Radar Festivalへの注目度も急速に高まっている。

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今朝はビクトリアに向けて旅立つ。まだ、すべては「途上」である。
2012-08-27 22:06 この記事だけ表示
流山児★事務所worldツアー2012『花札伝綺』ニューヨークの奇跡は続いている。
1面に「They‘RE SO LIVELY;TOO BAD THEY`RE DEAD」の文字が躍っている。

今朝(8月25日付)のTHE NEW YORK TINMES朝刊のARTS欄のトップに『花札伝綺』HERE公演の劇評。電子版にしか出ないと想っていたが、ちゃんと本紙の文化欄に掲載された。
写真も大きく!!。凄い!ディキシーさんの撮ったやつ。
FRINGEでは「前代未聞の出来事」らしい。これで、寺山さんの「奴婢訓」ニューヨーク公演と同じになった。きっと一番喜んでくれていることだろう。1980年ラ・ママ公演の時、初日が開いて「劇評」がでる朝方まで待って。「絶賛の劇評」を見てみんなで祝杯を挙げたことを思い出した。

HEREのわたしたちの担当者のクリスチャンいわく、「初めて」ニューヨークに来て、ニューヨーク・タイムスとウオールストリート・ジャーナルに記事が掲載されて、ほかに何が欲しいの?もういいじゃん・・・。には劇団員一同笑う。
・・・・・・・
さすがに土曜日のお昼12時開演、この時間の開演では、さすがのNYタイムスの効果も及ばず、半分の入り。
が、ジャパンソサエティのMさんやお世話してくれているPさんも熱心に見てくれた。終演時にはスタンディングも・・・・全ては、明日の千穐楽のお楽しみである。
「ほぼ満員」の3ステージ、予想をはるかに超える観客を集めて流山児★事務所「初」のニューヨーク公演、爆走中です!
145SOUTH AV.NEW YORK /ENTER ON DOMINICK ST
☆HERE MAINSTAGE THEATER
で、『花札伝綺』ニューヨーク公演、最終日14時開演。
劇団員一同、待ってます。当日券あります。当日:18ドル=1350円:安い!です。
2012-08-26 11:15 この記事だけ表示
朝のエンパイアステートビルの銃撃事件のせいで34THストリートバスに乗れない。
全員予定通りタイムズ・スクエアで大情宣。
TKSの近くやブロードウエイで衣装メイクしてチラシまき。
ほぼ、観光客で効果は?
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芝居は完璧。
わたしは途中でアドリブを入れて少し自滅。いかん、いかん。
ほぼ「満員」の入りで3ステージ目を終える。カーテンコールにはスタンディングも・・・・。
中日ということでお世話になっているPさんやジャパンソサエティの人たちも加えて近くの日本料理屋で軽く飲む。さすがに疲労感も・・・。明日は12時開演ということで早めにお開き。
PさんらとFRINGEの話を現地の皆さんと少ししゃべる。もっと盛り上げるためにはリンカーンセンターやパブリックシアターとの提携も・・・・・といったことなど、EFC。世間は狭い、2000年のビクトリアフリンジのとき平田オリザチームについていたとか・・・。
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さて、週末の2ステージ。前売り券はあっとおどろくほで出てないが、いかがなことになりますやら?
出たとこ勝負のあと2ステージである。元気にやりましょう!!
2012-08-25 23:09 この記事だけ表示

続いて「劇評」が出ていますよ。

Hanafuda Denki - A Tale of Playing Cards Are you a winner or a loser in this life-and-death game?
「nytheatre.com」 review reviewed by Chris Harcum ・ August 22, 2012

As an American, it is an unspoken given that there are certain things you should never contemplate, such as what exactly comprises artificial sweeteners, how many hours you spend in front of your TV, the size of the holes in the ozone layer, and your own death. Our society is becoming increasingly designed to distract us from thinking about these pesky things. Fortunately for us, the Ryuzanji Company has come to our shores from Tokyo with Shuji Terayama's Hanafuda Denki, a lively musical comedy about a family running a funeral parlor called the "House of the Dead." This family also happens to not be alive.

Hanafuda is a Japanese game played with cards that are decorated with flowers or animals. Denki means "romance." And in this play, many turns of fortune happen when the daughter of the owners of the funeral parlor does the unspeakable and falls in love with a young man who happens to be living. This story is told in a style that mixes elements of Eastern and Western entertainment. This play was written in 1967, but is set in the Taisho Period, which was from 1912 to 1926. The structure gives ample nods to Bertolt Brecht and Kurt Weill's The Threepenny Opera. Frequently, the characters, and often the entire company, break out into contemporary-sounding pop songs, with performers taking turns at a microphone. They pull in a bit of the Takarazuka tradition of having a woman, the excellent Hiroko Ito, play the romantic male leading role. If I were to sum up the overall style it would be camp, possibly best exemplified by the funeral parlor's wife being played by a man, the equally enjoyable IWAO, sporting an actual beard.

I found it interesting that the characters would often say they were in hell, though they were basically in the same funeral parlor in downtown Tokyo that the living people would frequent. The dead were not so much on another plane or an alternate reality, but having to play by a different set of rules. While Brecht and Weill's play asks whether it's the robber of the bank or the creator of the bank who is the bigger thief, Hanafuda Denki begs the question of whether the dead are more alive than the living.

At times, I found this a little difficult to follow. 98% of the piece is spoken in Japanese. There are titles is English above the back wall. Claire Tanaka did a great job of writing a simple and clear translation that earned many laughs. Though the titles were timed with care and precision, I missed some of the story conveyed in the gestures or by what is written on the performer's expressive faces when looking up to read the content of their lines. But even during the few occasions when I was lost, I just had a darn good time.

I admire how solid and energetic the Ryuzanji Company's production is. Just three days after completing a week of performances at the Edinburgh Festival Fringe, they drop in at FringeNYC for a week before going to the Victoria and Vancouver Festivals. To their credit, they didn't bring over an easy show to do. There are a dozen performers wearing elaborate makeup and amazing costumes by an uncredited designer. Daiko Ishimaru's choreography and Saori Aoki's direction require a lot of precision and cohesion from the ensemble. Plus, Makoto Honda's music, ROMI and Etsuo Yamagami's lighting design and Nanaho Unebe and So Suwa's sound design match the frequency and intensity of the stage movement. This show is a feast for the eyes and ears. And the entire company of actors does an admirable job of pulling off the mash-up of styles in this. They are all top-notch and so great to watch.

At the end of the evening, two of the members of the company stood in the lobby and bowed to each of the exiting patrons and sincerely said, "arigato." If this is hell, sign me up. Heck, I'll even become fluent in Japanese.

Saturday at noon, and Sunday at 2:00 at FringeNYC 2012: Hanafuda Denki−A Tale of Playing Cards

「BEST NEW YORK COMEDY]
A spectacular dark fantasy comedy that’s a bit like anime on stage; colorful, dream-like, overwhelming, and like nothing else you’re likely to see this year. It’s from an all-Japanese troupe (with easy-to-read English subtitles projected on the wall); and kudos to FringeNYC for bringing this amazing show to New York. Don’t miss your three remaining chances to see it tonight at 7:00, tomorrow at noon, and Sunday at 2:00 at the HERE Theatre Mainstage (145 Sixth Avenue; take the C/E subway to Spring Street): Hanafuda Denki: A Tale of Playing Cards−Are You a Winner or a Loser in This Life-and-Death Game?
朝9時ごろ宿舎の外でいつものようにタバコをすっていると凄い勢いでパトカーがサイレンを鳴らしてエンパイアステートビルの方向に走ってゆく。空にはヘリコプターが舞っている。何か大事件でも起こったのかな?と思ってニュースを見たら「エンパイアステートビルで銃乱射」のニュース。YAHOOニュースによると「日本時間午後10時頃、マンハッタンのランドマーク「エンパイアステートビル」1階のロビー付近で、銃を持った犯人が複数回発砲しました。 ニューヨーク市警は、少なくとも4人が撃たれ、撃った犯人を含む2人が死亡したとしていますが、CBSテレビは、「10人が撃たれ、1人が重体」と報じるなど、現場からの情報は錯綜しています。」とのこと。

わたしたちが海外ツアーにいくと、なぜか、必ず?大事件に出くわす。

9.11の同時多発テロ、チェチェンのモスクワ「劇場占拠」事件、イラク戦争開戦、そして、今回のエンパイアステートビル銃乱射事件。わたしたちの宿舎は34STにあるから、歩いて10分もかからない。

世界ではさまざまなことが起こっている。
久しぶりの休日。

涼しかった、というより秋のエジンバラからまだ暑い、夏のニューヨークに来ている。タンクトップと短パン。諏訪創は近所の公園でいつものようにドルサイナの練習。照明のROMIさん&タローさんはいつものように散歩。制作チームは朝から休日返上で仕事。

わたしはFRINGEのほかのべニューの作品を観ようと3箇所続けて見て回ったが人気作品は全てソールド・アウト!キャンセル待ちに並べど観れずが2本。ぜひ、わたしたちの『花札伝綺』も早くそうなりたいものだが・・。芝居好きの街ニューヨークということは今回よーく、わかった。

わたしたちの芝居を見て批評家のみなさんが the highly committed ensemble(完璧なまでに全身全霊の集団劇)と口をそろえるよう言っている。欧米の芝居を見て思うのはいわゆるアンサンブルの力のなさである。まさに個人主義の国である。劇団の力!の凄さを感じるのは海外ツアーである。役者がセットも照明も音響も制作も兼ねられ、全てプロの力を持っている。アルチザンでアーティストとはこのことである。

そして、芝居はどーせやるなら「命懸け」でやったほうが面白いという「集団=劇団」である。流山児★事務所は2014年「創立30周年」を迎える、1970年代の「演劇団」時代から入れるとまもなく45年である。およそ半世紀。カネにもメイヨにもなんの関係ない「野たれ死にへの幻視行」を、こうやって続けられるのも劇団員32人の力である。こんな劇団、世界広しといえど、流山児★事務所ぐらいしかない。たかが、芝居。されど、芝居。持たざるものの自由を求めて。権威になっちまったおじいさんやら日本を代表する?という若年寄やらの腐れきった話を聞くたびに、ほんとに寺山さんは偉かったな、と想うEdinburgh、NEW YORKである。

わたしたちは芝居好きのシアターゴーアーも、もちろん好きだが、普段、芝居など見ないフツーの人々とこそ《出会い》たいと思っている。だから、カナダのFRINGEがすきなのかもしれない。普段、芝居なんか見ない普通の市民がボランティアに大挙参加してひと夏のフェスを運営する。もちろん、エジンバラも当初はそーだったに違いない。いま、ニューヨークタイムスの記事を見てニュージーランドやカナダの田舎町から「うちの演劇祭に来ないか?」と問い合わせがフェイスブックに舞い込んできた。こういうのが一番うれしい。

カナダの田舎町の小中学校廻り!ってのも面白いじゃないか。辺境へ!

で、今日は早めに衣装が置いてある倉庫に全員集合してタイムズ・スクエアで大情宣!いつものように粛々と本番を迎えるだけである。
ニューヨーク3日目!
145SOUTH AV.NEW YORK /ENTER ON DOMINICK ST
☆HERE MAINSTAGE THEATER
で、劇団員一同待ってます。当日券あります。
「Time Out 」says Thu Aug 23 2012

“I adore a funeral!” utters a chic, pin-thin matron clad in black as she welcomes the audience to Hanafuda Denki, the Tokyo-based Ryuzanji Company’s adaptation of Bertolt Brecht’s The Threepenny Opera. Performed in Japanese with English subtitles, this avant-garde interpretation is set in the 1920s, in a downtown Tokyo funeral home owned by a dead family; when their only daughter, Katura, falls in love with a living boy named Kitaro, patriarch Danjuro plots for a drop-dead-handsome nonliving boy to seduce Katura into the underworld. Though this crafty, raucous retelling sometimes struggles through a purgatory of muddled narrative and hellish humor, its bold concept provides ingredients for a well-balanced Brechtfast. Performed excitingly with a neo-Kabuki flair, the songs are sung into a single microphone passed around by the highly committed ensemble, who sing to kitschy, karaoke-like instrumental tracks that are funny and sometimes familiar (listen for Chicago's “All I Care About”). You might ponder the point at first, but stick with the show: A piercing revelation at the climax will haunt you on your way out. (Visit our Fringe Festival page for more reviews, and fringenyc.org for more information.)−Derek Smith
ついに出ました!ニューヨークタイムスの電子版の「劇評」です。
New York Fringe Festival Report: ‘Hanafuda Denki’
By RACHEL SALTZ NEW YORK TIMES

Reviews of shows from the New York International Fringe Festival will appear on ArtsBeat through the festival’s close on Aug. 26. For more information, go to fringenyc.org.

A riff on death and the sad game of living, “Hanafuda Denki (A Tale of Fantastic Traditional Playing Cards)” begins with a bang and a statement (delivered in English) that quickly proves true: “Ladies and gentlemen, it’s show time!” Cue the kick line and the first big brassy number, “House of the Dead.”

That’s also the name of the funeral parlor in Tokyo where the action takes place. And here’s the twist: it’s run by a family of very lively dead people. Even their cat is dead, we’re told. And so, for good measure, is their goldfish. Trouble arrives when the daughter of the house – “I hate the dead,” she proclaims − falls for a living boy, Kitaro of the Graveyard, and the two worlds, dead and alive, start mixing it up.

The brainchild of Shuji Terayama, a Japanese playwright, filmmaker and all-around artistic provocateur (he died in 1983), “Hanafuda” claims a debt to Brecht and Weill’s “Threepenny Opera.” That influence comes not in story but in style: the mordant humor, the catchy, poppy songs (by Makoto Honda) and the tweaking of social orthodoxies. “He was nice,” says Danjuro, the head of the House of the Dead, about a funeral client. “What a shame he didn’t die sooner.” (For a fee, Danjuro will supply the death as well as the funeral.) Not that being dead is all fun and games − a person is liable to miss the essentials of living: the racetrack, porn, brothels, prison.

Performed with full-tilt commitment and unusual discipline by the Ryuzanji Company, the show, directed by Saori Aoki with little flourishes of the grotesque, has rowdy, propulsive energy that almost never flags. It could use a few more moments of calm and a few less of high-voltage shouting, though a couple of songs manage a quiet melancholy, including one delivered by a dead boy killed by a train under a mackerel sky.

And about that train … watch out. Do you hear the whistle blowing? The dead want company, so you may want to sneak out before the end. Because it may be the End.


・・・・・・・・・・
で、これは「BACKSTAGE。COM」の劇評です。
Off-Off-Broadway Review By Nicole Villeneuve

Hanafuda Denki NY Fringe Festival
The Threepenny Opera

What is “Hanafuda Denki”? The title alone, referring to a traditional Japanese card game, makes one worry that this import fromTokyo’s Ryuzanji Company will get lost in translation. But despite some puzzling references and a heavy reliance on supertitles, the ebullient spirit of the cast carries viewers away on a fantastical trip through the world of the dead.

Japanese avant-garde playwright Shuji Terayama premiered this loose adaptation of Bertolt Brecht’s “The Threepenny Opera” in 1967, transporting it to a funeral parlor inTokyoduring World War I. The result is a madcap mixture of Japanese ghost stories andWeimarcabaret; musical styles run the gamut from J-pop to jazz, all delivered with the same devil-may-care enthusiasm. With spectacularly outfitted cast members constantly swirling about the stage, director Saori Aoki creates a pleasingly controlled chaos. The players perform a seemingly impossible balancing act, remaining completely committed while winking at the audience, bringing them in on the fun.