流山児祥オフィシャルブログ『祥 MUST GO ON!』

公演情報
楽塾創立20周年記念公演
『すももももももモモのうち』


【作】佃典彦
【演出】流山児祥
【出演】
〈楽塾〉
いそちゆき 河内千春 川本かず子 桐原三枝 阪口美由紀 佐野眞一 関口有子 高野あっこ 辻洋子 内藤美津枝 二階堂まり 西川みち子 平山郁子 みかわななえ 村田泉 めぐろあや
〈流山児★事務所〉
流山児祥 柏倉太郎 山下直哉 森諒介 星美咲 橋口佳奈 竹本優希

【日程】
2017年5月3日(水・祝)〜6日(土)

【会場】座・高円寺2(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 3,500円ほか
3月3日(金)より発売

【お問合わせ】
流山児★事務所
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com


だいこん・珍奇なゴドー
だいこん・珍奇なゴドー



【作】戌井昭人
【演出】流山児祥
【音楽】栗木健
【振付】北村真実
【出演】
塩野谷正幸、佃典彦、伊藤弘子、月船さらら、山崎薫、栗原茂、谷宗和、大久保鷹、土井通肇
佐藤華子、里美和彦、冨澤力、柏倉太郎、平野直美、星美咲、橋口佳奈
演奏/栗木健、諏訪創

【日程】
2017年3月15日(水)〜22日(水)

【会場】ザ・スズナリ(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 4,000円

公演詳細はこちら
流山児★事務所
2017年度新人募集
《二次募集》
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)
応募〆切:2017年4月5日(水)必着

【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
審査日:2017年4月8日(土)午前
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
CD/DVDを買う
続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜 DVD

続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜 DVD
「続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜」「続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜」DVD発売中!
その他公演パンフレットなど
 ≫詳しくはこちら

    秋の新作ミュージカル『愛と嘘っぱち』の大予告!!

舞台は刑務所。一人の身重の女と少年がやってくる。題材は、百年前の近代ニッポンの大事件=大逆事件。この百年前の稀代のフレームアップ(でっち上げ:冤罪)事件に想を得て「明治のワカモノ」たちの疾走革命劇!!『ユーリンタウン』で日本のミュージカル界に風穴を開けた流山児祥が鹿目由紀の新作を得て総力を挙げて創り上げる《百年の大逆》ミュージカル!!

音楽は日本のオリジナル・ミュージカルの若き旗手:浅井さやか、振付は幾何学ダンスの鬼才:石丸だいこ、世界の何処にもない、才能溢れる《おんなたちによる愛と革命と冒険》の《百年の大逆のドラマ》=前代未聞のオリジナルミュージカル。


【ものがたり】
 100年前、冬。「天皇、太皇太后、皇太后、皇太子又ハ皇太子孫ニ対シ危害を加ヘ又ハ加ヘントシタル者ハ死刑ニ処ス」―――『大逆罪』と呼ばれる刑法第七十三条のもと捕らえられた『大逆事件』の26人のうち、24人に死刑の判決が下されたあの日。ある女とある少年が、引き寄せられるように牢獄を訪れた。身重の女は最近見る『夢』の原因を突き止めるため。純粋な少年は『衝動』に駆られて。刑が言い渡されてから12人に死刑が執行されるまでの、わずか一週間。世間から妖婦と罵られるスガ、爆裂弾の首謀者ミヤシタ、革命の先導者で神と崇められるコウトク、闇雲に死刑を執行するのに命をかけるヒラヌマ、それを回避することに奔走する文人弁護士ヒライデ、スガに屈折した思いを寄せるあまり狂っていくアラハタ…。明治の若き革命家たちの頭の中は、狭い、狭い牢獄の中で溢れんばかりにぐちゃぐちゃと交錯していく。そして、彼らの想いに触れた女と少年は、徐々にその強い磁力に取り込まれていくのだった。


【大逆事件(たいぎゃくじけん)】                   大逆事件とは幸徳秋水・管野スガ・宮下太吉らの社会主義者、無政府主義者が、1910年5月「明治天皇暗殺」を計画したという理由=政治的でっち上げ(フレームアップ)で逮捕・検挙・起訴され、異例の速さで処刑された事件。幸徳秋水は計画に直接関係はなかったが、社会主義者を葬ろうとする政府の方針のもとに、首謀者とみなされて処刑された。1911年1月18日に死刑24名、有期刑2名の判決。1月24・25日には12人に死刑執行。敗戦後、関係資料が発見され、暗殺計画にいくらか「同調した」とされているのは、宮下太吉、管野スガ、森近運平、新村忠雄、古河力作の5名にすぎなかったことが判明。今なお、事件の検証と犠牲者の復権への運動は続いている。大逆事件を扱った戯曲に『和泉屋染物店』(木下杢太郎:作)『魔女傳説』(福田善之:作)『美しき者たちの伝説』(宮本研:作)などがある。

【鹿目由紀(かのめ ゆき)】                     会津若松市生まれ。1998年南山大学演劇部のOB、OGを中心に「劇団あおきりみかん」を旗揚げ。年2回の東京・名古屋の2都市公演を行っている。2003年初の東京公演でシアターグリーン大賞受賞。2007年・10年愛知県芸術劇場演劇フェスティバルグランプリ。同年、名古屋市民芸術祭「審査員特別賞」受賞。2008年度は8000人観客動員という記録を樹立。NHK「中学生日記」などテレビドラマ・他劇団への執筆多数。2008〜10年劇作家協会東海支部短編芝居コンテスト「劇王X」3連覇。2008『パレード旋風が巻き起こる時』AAF戯曲賞佳作受賞。若手演出家コンクール2009優秀賞受賞、名古屋芸術祭大賞受賞。


☆流山児★事務所秋公演☆平成22年度文化庁芸術祭参加作品
『The Musical愛と嘘っぱち』                    作:鹿目由紀(新作書下ろし) 音楽:浅井さやか 振付:石丸だいこ  演出:流山児祥


10月30日(土)〜11月3日(水) 座・高円寺2:  5日間7ステージ    11月6(土)・7(日) 長久手文化の家:風のホール :2日間3ステージ。   6日(土)夜:アフタートーク(鹿目由紀・佃典彦) 


出演:伊藤弘子・栗原茂/関谷春子・内藤大希・後藤英樹(劇団そとばこまち)・木内尚・上田和弘・イワヲ・小林七緒・里美和彦・平野直美・冨澤力・柏倉太郎・木暮拓矢・坂井香奈美・武田智弘・諏訪創・藤村一成・阿萬由美・山下直哉・荒木理恵・鈴木麻名実・山丸莉菜/菊池裕美子・横山央(江戸あやつり人形座)/流山児祥
【プレオーダー受付】
8/29(日)12:00〜9/2(木)18:00

【一般発売】
9/12(日)10:00〜
龍昇が30年ぶりぐらいに劇団に戻ってきた。この前の総会の時、もう一度劇団に戻ることを決め出席、みんなに了承された。坂井香奈美以来2人目の出戻りである。これはいいことである。出るもの拒まず、来るもの拒まずである。ここでやれることはいっぱいある。龍昇企画は今までどおり、劇団でも制作的なことをサポートするのが主眼目。Space早稲田演劇祭の企画や今後の劇団の展開で龍の力は大きい。思えば演劇団時代、龍は制作で随分苦労している。塩野谷より劇団では先輩だが同世代。劇団がいま3世代にわたって同居している。次世代を担う演劇人の育成は劇団という枠を超えてオレタチが「やらなきゃいけないこと」なのだ。アジア演劇、地域演劇との交流と龍のライフワークと流山児★事務所は一致している。やろうぜ!!

そんなに残された時間はない。きちんと次世代にバトンタッチだ!

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6・7月公演『お岩幽霊/ぶゑのすあいれす』の「絶賛」の劇評が次々と各紙・誌に掲載されている。うれしい限りである。とりわけ読売新聞の臼井記者の書いている「劇評」はこの国の劇評にはトンと見られない素敵な文章である。何よりも自分のコトバで書いてある。
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「(前略)けんか、男女の抱擁といった肉体のぶつかり合いや接触、暑苦しいくらいの言葉の掛け合いがこれでもかと続き、むせるような熱気がたちこめる。舞台のそのエネルギーに圧倒され、くぎ付けにされた。
 これを、荒唐無稽だが楽しめるドタバタ劇と見てもいいかもしれない。だが、それだけか。法律、道徳などの社会ルール、保護するもののない無秩序な世界に放り出された人間たちの素の姿に、観客の心は揺さぶられもする。
 生存するためだけに生きる、むき出しの生物的な生こそ人間の本質ではないか。残酷なエネルギッシュさが生の実相ではないか。そんな訴えを聞き取ることもできるだろう。それは、極限状態に置かれたとき人はどう生きるべきかという、有史以来繰り返し問われてきた問いでもある。
人間の本性は本当に救いがないものなのか。町の外から転任してきた巡査以外、すべての登場人物が死んで幕は下りる。立ち尽くす巡査の姿は、われわれ観客の姿でもある。」 (読売新聞 臼井誠氏)   

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これまた、元読売の記者の北川氏。この人も私が信頼する演劇評論家の一人である。久々に劇評を書いてくれた。

「(前略)鶴屋南北の「東海道四谷怪談」をモチーフにしているというが、たとえ髪すきの場面をこしらえても、南北の"恨み"はなく、むしろ人間に対する"優しさ"さえ感じる。焼け跡の廃墟の中でヤクザと愚連隊の抗争は、お国のためから急展開し、生きるため、復興するためのエネルギーの爆発だとさえ思える。
 清水(谷宗和)にしてもブラジルでコーヒー園を経営する夢を持っているが、南北の「金が仇の姿婆世界」に翻弄されての岩殺しだ。二層の舞台で、上では清水と彼の上官の娘との盃ごと、下ではもぐりの医者(塩野谷正幸)に毒を盛られる岩。流山児の生と死の対比の場面は、静謐な美しさを湛える。
 歌あり踊りあり、活劇ありのエンターティンメント作品だが、清水のポン友で朝鮮人の新井(伊達暁)の言葉「戦争とか、人種とか、自分のあずかり知らんところで振り回されるのが嫌だ」が、ずしりと重い。今に続く永遠の命題だからだ。」(演劇雑誌テアトロ 北川登園氏)

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「(前略・中略)「東海道四谷怪談」を大胆に翻訳した活劇は、悲劇へと向かっていく。 集団の歌と踊り、激しい殺陣も見どころだが、最大の魅力は個性の強い役者陣だ。20代から80代まで、層の厚い役者18人。その一人一人が熱を体から放ちながら、物語の世界に存在していた。半次役の谷を含む9人が九州出身であり、生きた九州弁がドラマを支えた。
 60年前、これほどに人間は熱く生きていた。翻って、いまの私たちはどうか。ジェットコースターじみた活劇の興奮からさめたとき、受け取ったメッセージの重さに気付くだろう。」(西日本新聞 塚崎謙太郎氏)

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好評の『お岩幽霊』だった事に感謝。

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昨日(13日)の朝日新聞の夕刊に「チェーホフたっぷり、公演相次ぐ!」と写真入で『櫻の園』が取り上げられていた。TPTの上野水上音楽堂の『かもめ』も昨日初日。上田和弘が出演しているので『櫻の園』のメンバーと劇団員、楽塾と大勢で「総見」。

今日は三幕、私はワンシーン、チョコット喋って通り過ぎるシーン。というわけではないが朝から若手演出家コンクールDVD審査3本。疲れ果てる。
お盆の墓参り。
半年ぶりにたつまと。朝10時東松戸駅。2人で草むしり、墓を綺麗にする。で、いつものように墓の前での親子の対話。ちょっと太りすぎ、まあお互いにだが。来年からの寺周りの話をすると知っている寺があるから、そのうちメールするよと。『櫻の園』の時でも・・・・と別れる。

東京駅経由で早稲田へ。こちらのほうが早い。

稽古1時間前に到着。自主的に歌稽古。もちろんどこにも歌のシーンなんてないのだが2ヶ所、歌にしたいんだが。これが上手くメロディーにのらない。

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緻密に、じっくり、丁寧に「一幕」のよりシャープなスケッチが始まった。ほんと、いろんなことが見えてくるし試せる。わたしのような下手な役者には実に的確な演出である。ただし、私が出来ているかは別だが。

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早稲田でカレー。本屋で文庫本を例によって大量に。つげ義春の3巻ものを持っているんだが、文庫で。それから図書館本は網野善彦ものどっさり。「自分の葬式も墓もいらない」「レーニンの遺体をミイラ化して霊廟に祭ったりした事が偉大な(はずであった)社会実験を失敗に導いた人間の愚かさの象徴」(網野善彦)

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暑い、おまけに外の呑み屋や携帯の長電話で浅い眠り。
涼しい図書館で台詞でも覚えるか、こんなに暑くてはビンボーにんはほんとに死んじまう。
8月4日(水)〜7日(土)福岡パピオビー・ルーム大練習場での「初」の本格的な演劇大学。和田さん、瓜生さん、羊屋さんの4人がドラマドクターとして参加。4人の福岡の演出家と4日間格闘する事に・・・私の組のT君のテキストは宮沢賢治の「双子の星」。舞台初体験の韓国からの留学生、中学生と舞伎好きの3人にロシア留学中の演劇青年、夢桟敷のましまくん、福岡の劇団に所属している役者と高校の演劇部の7人。いつもは「シニアチーム」のドラマドクターを務めるのだが、今回は若手と組む事に。
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4日間、ホントーに面白かった。ほぼ「休憩なし」であーでもないこーでもないのあいかわらずのドタバタ。だが、4日たってみると、誰も一瞬たりともゆっくり出来ない、集中力と「ただそこにいる」世界の何処にもないたまたま、集まった7人の役者達のドラマ=「双子の星」の世界が、「自動筆記」のように出来上がっていた。グーゼンというか深層心理?

他の3チームもすべて面白いものに仕上がっていた。発表会のときこんなにも演劇って面白いことができるんだとみんなが実感した。福岡の演劇人、や演劇好きのニンゲンが集まった記念すべき日となった。熊本からも夢桟敷の山南さんたちが見に来てくれた。
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シンポジウムのあと、交流会。2次会で多くの若手演出家が協会に入会した。隣で飲んでいた演劇人の知り合いとも話して入会してもらった。俺って、ヤクザみたいなニンゲンだと思っていた・・・と語る、若手演劇人ら。いやあ、面白かった。これで、福岡ブロック(支部)というか九州ブロックも「夢」でない。

福岡の演劇人のみなさんが一様に語る「夢」はアジア演劇大学構想。たしかに、トーキョーよりプサンが近い街である。この夢は決して夢じゃない。また、近いうちに福岡に行きマース。まず、北九州・熊本・宮崎・大分・佐賀・長崎を繋げることだ!

福岡の街を見ると多くの韓国・中国の観光客が押し寄せて、凄い賑わいである。

これをきっかけに様々なムーブメントが福岡で起こっていくだろう。福岡の演劇人は若い!で面白くて才能と熱気がある。久々に熱く燃えた4日間であった。

少しは『櫻の園』の台本読む時間ぐらいあると思ったが、ほとんど酒も飲めないほどヘビーなワークショップで、結局飛行機の中で行き帰りの「2回」しか台本読めなかったぜ。

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暑い中、8日(日)昼過ぎ、あいかわらずの酷暑の東京へ。そのまま、稽古場へ直行。久し振りの楽塾『楽屋』。少し、構成らしい事を4時間余り。モチロン、まずは歌うこと!だぜ。発表会は11月20日(土)と決める。基本的にはテメエらで作る事!!だ。

さて、明日から『櫻の園』リターン。6日ぶり、稽古場に貼ってあるスケジュール表を見るともう「四幕」の稽古に入っている。やべえ、俺、まだ一幕の前半、しかやってねえじゃん。ぐわんばりまーす!!

※明日はお昼から『櫻の園』のテレビの取材。あさっては朝から、息子とお盆の墓参り。忙しい、俺ほんとに台詞覚えられるの?
午前中から夕方5時過ぎまで演出者協会の理事会・総会。超ハード。さすがに疲れ果てる。
今年度の事業計画、去年の総括。様々な意見続出、これがこの協会のいいところ。誰もがいろんな意見を喋って、討論する。これでいい。風通しのいい協会であり続けたいものだ・・・・。劇場法についてきちんとした対応をする。

終わって交流会、これも喧々諤々、和気藹々。やることはいっぱい。やりたいこともいっぱい。

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途中で抜けて久し振りの大久保はち、河崎の奥さん、臨月である。銀太と沖田が作ったという可愛いベビールームも出来ている。

沖田と馬鹿話。

ふらふら歩いて帰宅。汗ダラダラ。

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さて、本日お昼より『櫻の園』稽古イン。短い稽古期間。集中してやろう。朝から台本読み。ぼく、ぐぁんばりまーす。みなさん、よろしく。
再びの猛暑。

昨日は劇団総会。テーマは今後の劇団の方向性について。来年春から始まるレパートリーシアターの展開について。地域というか日本国中の寺や神社やコミュニティ・カフェなどでの公演活動と同時展開するワークショップについての話し合い。ETC.次世代の劇団活動についてざっくばらんに、で、元劇団員の大物役者が30年?ぶりに「劇団」に戻って来るという朗報も・・・・これには全員びっくり!久し振りにさまざまな話で9時過ぎまでディスカッション。社会とのつながり方について。やることいっぱい。私の早稲田でのワークショップも年3〜4回定期的にやることにした。三島、漱石、寺山、太宰とイロイロ、楽しく「遊ぼう」と思っている。

レパートリーシアターに向けて、青木砂織と『花札伝綺』『卒塔婆小町/道成寺』のキャスティング打ち合わせ。私は北村真実さんとMISHIMAを演出予定。メインエベントはわれらが大プロデューサー:米山恭子の誕生日という事でその後大いに盛り上がる。久し振りの劇団呑み会。

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で、今年も恒例の日本演出者協会主催「若手演出家コンクール2011」のビデオ審査が始まった。10年目のコンクール。予想通り、最多の応募作品95本となった。今年も1演出家について4人の審査員が審査するということに。つまり今年も30本以上のビデオ作品を観なければならない。

という事で朝から夕方まで、ほぼノンストップで4本を見終える。1時間少々の作品2本。1時間45分余りの作品2本。ヘロヘロになる。

あさってから『櫻の園』の稽古も始まる。台詞も覚えなきゃならない。こりゃタイヘンだの夏が続く。

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沖縄海兵隊不要論が米議会で起こっている。「海兵隊は65年前に終わった戦争の遺物」「(中国のけん制に)空軍と海軍は必要だと思う。だが(沖縄から)1万5千人の海兵隊が中国に上陸して数百万人の部隊と対峙するなんてことはありえない」米民主党の大物議員バーニー・フランク氏の弁だがいちいち納得がいく。より主体的により積極的に、今こそ沖縄から基地をなくす運動を。軍事費削減の動きが米国で起こっている。「必要なのは経済の立て直しと国民に働く場を与えること。それにはまず軍事費削減」これだよ、管さん。
久し振りの休日。といってもイロイロ。
まず病院に行って薬。血圧は76〜127の正常。今日はいつもの院長先生と違った先生。不整脈なんですね、薬は飲んでいた方がいいです、もし歯医者で歯を抜く時は1週間前に薬をストップしてくださいね、とのこと。外に出たら院長。『櫻の園』のチラシを渡す。

夜は久し振りの座・高円寺。伊藤由美子「生誕50年」記念公演『少女仮面』(唐十郎・作 久保井研・演出)を観る。名作である。この作品を初めて読んだ読者はわたしである。状況劇場の研究生をやめて1969年鈴木忠志の主宰する早稲田小劇場の研究生時代である。唐さんがこの名作台本を書き上げて忠さんに劇場の下の喫茶店モンシェリで渡したあと、見せて貰った。チラシの紙のウラにきっちりとこまかーい字で書き込まれたその台本。一読してカンドーしたことを昨日の様に覚えている。白石加代子・主演で初演された『少女仮面』は戦慄を覚えるほど傑作であった。唐さんは岸田戯曲賞を受賞した。

無名のものの怒りと自負。『由比正雪』と『少女仮面』はイマに通じる力強い無名のエネルギーの傑作である事をカクニンした。

帰宅してこれまた岡本喜八の名作『大誘拐』を見る。唐さん同様『戦争』とニンゲンを描いている。
16日(金)9日ぶりの松山。去年に続いて演劇大学の講師。今年はワークショップではなく劇場法と地域演劇についてのシンポジウム。村井健さんの基調報告に続いて自由に。劇場法はもっと論議を。でもって、早く骨格を示せよ!といいたい。

劇場法というより如何にして松山の演劇を作るか、そのときの《劇場》って何よ?じぶんたちの《劇場》を作ろうぜ!って話に盛り上がる。予想を超える多くの愛媛の演劇人たちで超満員の盛況でいろんな意見が出た。その後の交流会で様々な企画が。元気でこれからが楽しみの愛媛の演劇界である。せいいっぱいの協力を演出者協会はこれからもやってゆく。

17日(土)お昼過ぎ井筒和幸監督の新作『HERO SHOW』を観る。シネコンの40席余りの小劇場。土曜日だというのに客は俺一人、上映間近にカップルが1組、途中からおじさんが一人の4人で試写室状態で観る。井筒節の青春暴力映画、『パッチギ!』の爽快さはない、暗くて救いのない内ゲバ状況のような作品。まあ、随所に馬鹿すぎて笑うしかないところは・・・。

夜は村井健さんの川上音二郎伝を聞く。現代演劇の祖:まさに革命児:音二郎の波乱万丈の人生を名調子で語ってくれる。いや、井筒映画より面白かった。一応、温泉に入る。なんか1日だけの休日ってかんじの松山でゆっくり。夜市と称して大街道は凄い人出である。讃岐うどん美味し!!


18日(日)それにしても暑い、猛暑の松山からこれまた、猛暑のトーキョーに帰京。梅雨は明けたらしい。

さて、やることいっぱいの来週になりそう。とにかく、『浮世根問』の台詞覚えなきゃ。20日(火)稽古開始である!!
真夏日が続くトーキョーである。
演出者協会で打ち合わせ。広報部の皆さんが大量の発送作業を横で続けている。たいへんな事だがもくもくと、事業の多彩さ、いま協会は多くの会員の力でこの多彩な事業を行っている。

ドイツの演出家渡邉和子さんとばったり、2011年の企画で和田さんとミーティング中であった。四方山話しきり、8月中旬まで日本にいるとのkoto、また会いましょう。

明日からの松山の打ち合わせその他を終えて西新宿からダラダラと十二荘通りから幡ヶ谷、幡代あたりから遊歩道を下北沢までひさしぶりに1時間余り「歩く」、汗ダラダラで東北沢の公園で一息つく。

ミンテイでうま煮定食。いつもの店でコーヒーを飲んでスズナリへ。演劇企画ナッターの『わが友、ヒットラー』(三島由紀夫:作 ぺーター・ゲスナー:演出 綿貫凛:プロデュース)
演劇少女:綿貫女史の演劇愛路線の第3弾。久し振りのMISHIMA!いやはや、1968年状況を思い出しながら「観ていた」!革命は終わった?

柄本夫妻。柄本さんと立ち話。中津川CAMPのkotoやら。楽屋に若松さんを訪ねる。元気そうで何より。飲まずに帰宅。熱帯夜は続いている。

お昼過ぎ羽田から松山へ。2日間の松山。帰京したら『浮世根問』の稽古、10月のミュージカルの打ち合わせ。

じゃ、行ってきまーす。
帰京。

天候不良で30分遅れ。夕刊を見るとつかこうへい氏肺がんで死去の報に愕然とする。62歳。同世代の雄であったつかさんの早すぎる死。アングラ第2世代というより全く新しい日本の演劇を作った天才である。シンプルな劇構造で愚直なまでに必死に時代状況をとらえ直し激しくぶつかり合う強度のある演劇。今考えれば彼の反面教師というべき鈴木忠志氏を超えた演劇の公共性を持つオトコでもあった。確実に「つかこうへいの時代」というべきものを作った演劇の革命児でもある。勿論、私とは全く違った地平をいったオトコであるが、ある意味遠くて近い戦友でもあったと思う。思い起こせば彼が慶応大学の学生劇団のころ彼の芝居を見ている。その後、早稲田大学で劇団・暫という劇団をやっていて、私が研究生であった頃の早稲田小劇場に彼も出入りしていた。その後、私は「演劇団」という劇団を作りかれは「つかこうへい事務所」という劇団を作った。劇団・暫の頃、名古屋の七つ寺共同スタジオで演劇団が旗揚げ公演を行い、続いて山崎哲の劇団つんぼさじき、そしてつかさんらが公演を行っていた。40年近い昔の事である。

その後、1992年大ヒット作『悪魔のいるクリスマス』(北村想・作)につか劇団の鈴木聖子さんが客演してくれた時一度だけゆっくり下北沢で飲んだ事がある。きっぷのいいまさに九州男児といったオトコであった。そのあと?つかさんの秘蔵っこであった山本亨の『銀ちゃんが逝く』を新国立劇場に見にいった記憶がある。『熱海殺人事件』という名作と共に登場したこの在日韓国人の劇作家はそれこそ徹底して弱者・被差別の視点から反権力の愛のドラマを書き続けた真のカブキものであった。そして何より多くの良い役者をこの世に送り出した「名伯楽」として語られ続けるだろう。RUPのSさんにつかさんが絶対書くと豪語していた『鯖街道』をやりたいと何度かしゃべっていたが、ついにかなわぬ事に。

「恥多き人生でした」遺書もまた、つかさんらしい実にカッコいい「銀ちゃん」節である。日本と韓国の間の対馬海峡につかさんの骨が漂い、海の底に・・・日本と韓国の「あいだ」・・・・いつか、こうへい、になるよのなか・・・・か。

それにしても、今年は演劇界にとって大きな損失の年である。井上ひさしさんに続いてつかこうへいという「現代演劇の巨人」が彼岸へと逝った。

最前線を走る続けるモノらしく孤高を保ってつかこうへいは早すぎる死でアッチへ逝ってしまった。なんか、アッチのほうが楽しそうな感じの時代になってきたが・・・まあ、生きている間はコッチを面白くするのがカブキ者の仕事である。

こんどじっくり本棚にキチンと並んでいるつかさんのホンを読み直そうと思っている。

つかこうへいさん本当にお疲れ様でした、ゆっくりお休みなさい。合掌。