流山児祥オフィシャルブログ『祥 MUST GO ON!』

公演情報
楽塾創立20周年記念公演
『すももももももモモのうち』


【作】佃典彦
【演出】流山児祥
【出演】
〈楽塾〉
いそちゆき 河内千春 川本かず子 桐原三枝 阪口美由紀 佐野眞一 関口有子 高野あっこ 辻洋子 内藤美津枝 二階堂まり 西川みち子 平山郁子 みかわななえ 村田泉 めぐろあや
〈流山児★事務所〉
流山児祥 柏倉太郎 山下直哉 森諒介 星美咲 橋口佳奈 竹本優希

【日程】
2017年5月3日(水・祝)〜6日(土)

【会場】座・高円寺2(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 3,500円ほか
3月3日(金)より発売

【お問合わせ】
流山児★事務所
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com


だいこん・珍奇なゴドー
だいこん・珍奇なゴドー



【作】戌井昭人
【演出】流山児祥
【音楽】栗木健
【振付】北村真実
【出演】
塩野谷正幸、佃典彦、伊藤弘子、月船さらら、山崎薫、栗原茂、谷宗和、大久保鷹、土井通肇
佐藤華子、里美和彦、冨澤力、柏倉太郎、平野直美、星美咲、橋口佳奈
演奏/栗木健、諏訪創

【日程】
2017年3月15日(水)〜22日(水)

【会場】ザ・スズナリ(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 4,000円

公演詳細はこちら
流山児★事務所
2017年度新人募集
《二次募集》
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)
応募〆切:2017年4月5日(水)必着

【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
審査日:2017年4月8日(土)午前
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
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沖縄の声を聞け。

以下、本日の琉球新報「社説」を備忘録のために記す。


〈社説>県議選与党大勝 辺野古移設を断念せよ 民意無視はもう許されない
2016年6月6日 06:01

 民意はまたも明確になった。政府がこれ以上、沖縄の民意を無視し、踏みにじるのは許されない。

 翁長県政1期目の県議会勢力図がどうなるか、全国的にも注目を集めた第12回県議選は、県政与党が地滑り的な大勝を収めた。安倍政権が強行しようとしている米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設についても、明確に反対する人が大多数を占めた。
 一昨年の知事選、衆院選、名護市長選、名護市議選でも辺野古反対派が全て勝利している。民主主義国である以上、辺野古新基地建設を正当化できる根拠はもはや皆無だ。政府は新基地建設を断念し、対米交渉をやり直すべきだ。

説得力なき犯罪対策

 今回の県議選は定数48に対し、71人が立候補した。無投票となった定数2の名護市区を除き、12選挙区で激しい選挙戦を展開した。
 県政をめぐる課題はさまざまあるが、最も注目された論点はやはり米軍基地問題だった。米軍属女性遺棄事件に強い反発が上がる中、各候補はこぞって日米地位協定の改定を打ち出した。「運用改善」でよしとする意見はごく少数だった。

 投開票日の直前、政府は事件を受けた対策を打ち出したが、内容は防犯カメラ増設と警察官増員である。カメラを増やせば米軍関係の犯罪を抑止できると言わんばかりの「方向音痴」の対策は、何の説得力も持たなかった。県議会当選者の96%が地位協定の改定を求めていることの重さを、政府は正面から受け止めるべきだ。

 在沖米軍基地全体について、立候補者全員が「基地の大幅な整理縮小」か「全面撤去」、「整理縮小」のいずれかを掲げた。基地の現状維持を求める人はただの一人もいない。在沖米海兵隊も大多数が「全面撤退」か「大幅削減」で、「現状維持」は皆無だ。辺野古新基地についても、明確な反対だけで新議席の7割弱に達する。

 政治的な立場は別として、こうした事前のアンケート結果と当落だけを純粋に受け止めれば、今県議選に込めた県民のメッセージは次のように総括できよう。米軍を今の規模で沖縄に押し付け続けるのは許さない。海兵隊の現状維持どころか、新基地まで沖縄に造ろうとする政府は論外だ。

 菅義偉官房長官は記者会見で、この県議選の結果が辺野古新基地建設に与える影響はないとの認識を繰り返し示していた。いくら予防線を張りたいのだとしても程がある。沖縄の民意に対してあまりに不誠実だ。

政策立案に期待

 県議には住民の多様な意見や要求をくみ取り、政策に集約する機能が求められる。
 沖縄には多くの問題がある。中でも子どもの貧困は喫緊の課題だ。その意識の反映か、前回の選挙と比べて今回は格段に多くの候補者が政策に掲げた。

 翁長県政与党は県の実態調査や対策推進基金を評価し、野党は内閣府の対策予算計上を評価する。そんな傾向が見られた。
 県議会は県と並ぶ「二元代表制」の一方である。行政を評価するのもいいが、自前の政策立案もぜひ実行してほしい。

 内閣府の予算は現時点で期間は不透明だ。事業開始後に国の補助が打ち切られた場合、負担に耐えられない、と二の足を踏む市町村もある。貧困対策には時間がかかる。一時のブームに終わらせず、息の長い事業として行政の枠組みに組み込む必要がある。その知恵を新議員には期待したい。

 県民所得が全国平均の7割にとどまること、全雇用者の45%が非正規であることなど、経済分野の課題も大きい。単に抽象的な「経済振興」を訴えるだけではない、具体的な政策提案が求められる。
 直近の4年間、県議会は2本の議員提案条例を制定した。その前の40年通算で4本だったことを考えると、高く評価できる。今回、新たに県民代表となった48人にも政策立案機能を期待したい。
2016-06-06 16:19 この記事だけ表示
「参議院」選挙で「信を問う」などという前代未聞の「迷言」!を吐く男は、今度は「新しい判断」なる「妄言」で決めてくれたぜ。どこまでも、軽ーい、白痴のコトバが御用メディアから垂れ流されている。
・・・・・・・・・・
備忘録のために今朝の「東京新聞」の「筆洗」を記す。

「昨日の夕方に<自分が悪い場合でも謝らなくても済む方法>というテレビ番組の放送があると聞いて、首を長くしてその時間を待った▼

失敗しない人間はいない。それでも謝らなくてもよいとは何とも魅力的な番組ではないか。会社でつまらぬミスをしては上司に叱責(しっせき)される。家庭において生ごみを出し忘れ、妻にうんざりされる。この技術を覚えれば、謝る日々とはおさらばである▼

こんな場合を例にその方法を教えていた。絶対にやると言っていた約束を一方的に破る場合の対応である。耳を疑った。そんな場合に謝らないで済む方法などあるはずがない▼

ところがである。その方法はあった。講師によると、まずは絶対に「約束を破った」と認めてはならないという。約束を破るのではなく、新しい判断とか、異なる判断をすると言い換える。なるほど間違いを認めなければ、謝る必要もない▼

もし約束を守れば、世界の破滅が待っていると恐怖を煽(あお)るのも相手を納得させる効果があるそうだ。世界のリーダーや立派な学者も自分を支持していると加えることもお忘れなく。決めぜりふは「どっちが正しいか、町の意見を聞いてみよう」。これで、そもそも約束を破ったという事実を完全にけむに巻ける。謝らずに済む▼

素晴らしい技術である。自信にあふれた講師の顔がわが国の首相に似ていた気がするが、見間違いであろう。」
2016-06-02 15:32 この記事だけ表示
稽古場=Space早稲田は、6月15(水)『代代孫孫2016』(作:パク・クニョン、脚本・演出:シライケイタ)@下北沢ザ・スズナリ初日に向けて熱い稽古の日々が続いています。

予約は→https://www.quartet-online.net/ticket/daidai?m=0abjgca

今年の夏、流山児★事務所の役者たちは、「様々な劇現場」で、精力的に公演活動を続けています。

以下、決定している「客演情報」を、記します。
ご観劇のほど、何卒、よろしく、お願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●冨澤力 出演! オフィスコットーネプロデュース

「埒もなく汚れもなく」
2016/06/01(水) 〜 2016/06/12(日)
会場 @下北沢シアター711
脚本/演出 瀬戸山美咲 
料金 3,000円 〜 4,200円


●山下直哉 企画・出演!【映画の値段で演劇をプロジェクト】 ヤマガヲクproduce 第1回公演

 『黄昏ワルツ』 〜吹き飛ばされそなダンボール三つ〜

【演出】 戸田彬弘(チーズfilm)
【出演】 奥田努(スタジオライフ)
     緒方和也(スタジオライフ) 山下直哉(流山児事務所)
【日程】 6月23日(木)〜27日(月)
【場所】 ウエストエンドスタジオ
 【料金】 \1,500
【Facebookページ】 https://m.facebook.com/yamagawoku/

 
●小林七緒 演出! 『マルシェ!』

作・白坂英晃 演出・小林七緒
出演・劇伸び筍!
@よしもと神保町花月 6月7〜11日

前売り2000円 当日2300円 公演詳細

 
●甲津拓平 出演!

平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 日本の演劇人を育てるプロジェクト
『Suka-suka aja de!』

【作/演出】倉田淳(スタジオライフ)
【日程】 7月15日(金)〜25日(月)
【場所】 ウエストエンドスタジオ
【公演詳細】
http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2016/2016_1.html
 

●小林七緒 演出! 伊藤弘子・イワヲ・平野直美 出演! 
諏訪創 楽曲提供!

J−Theater <日本人作家シリーズ>  
『嚙みついた娘』

作・三好十郎  演出・小林七緒
7月25〜27日 @下北沢 小劇場楽園にて。
料金 前売り/3000円 当日/3300円 学割/2500円   発売日 6月1日

●流山児祥 演出! 殺陣:上田和弘、殺陣助手:谷宗和
制作・演出助手:畝部七歩! 

台湾阮劇團×流山兒事務所
『馬克白:マクベス』
 
作:W・シェイクスピア
演出:流山児祥
音楽・演奏:坂本弘道 振付:北村真実 
美術・衣裳:竹内陽子 通訳・演出補:イーラン

7月30日(土)・31日(日)昼:13時30分、夜:18時30分
            4ステージのみの上演。
台湾@嘉義縣表演藝術中心實驗劇場 (民雄鄉建國路2段265號)
※台北から新幹線で1時間。台湾映画の名作「KANO」の嘉義市です。
ぜひ、ふらりと台湾へ!待ってます。

前売予約はお早めに→ https://goo.gl/Yf9zgp 
2016-05-30 12:55 この記事だけ表示
そうか、今日は、演劇評論家:扇田明彦さん死去から1年か。こんなことfacebookに書いていたんだ。読み直してみる。


2015年5月23日 記す。

新人の稽古を終えて、稽古場の天井の水漏れで業者のヒトと話していると、制作の米山から演劇評論家の扇田昭彦さんの突然の訃報を聞く。まさか、そんな馬鹿な、嘘だろう!と、思った。

日本劇作家協会からの訃報が送られてきた。悪性リンパ腫のため入院1週間で突然の逝去の報。「今月中旬まで、通常通りに原稿を執筆していたというが、不調を感じて受けた検査で最初は原因がわからず、やがて悪性リンパ腫が発覚。1週間の入院後、昨22日午後9時1分に亡くなった」とのこと。

葬儀・告別式は近親者のみで営み、後日、お別れの会を開く予定だという。喪主は拓也さん、さぞや、お悔やみのことと思う。それにしても、死はいつも「理不尽の魔」である。

扇田昭彦さんと会ったのはおよそ45年前である。1969年、鈴木忠志主宰の劇団早稲田小劇場研究生の頃、私の処女作「マシンガンジョー:不知火心中」という作品(照明協力は鈴木忠志)を、褒めてくれ、劇評を書く、といってくれた。そのとき、私は「ブル新(ブルジョワ新聞)朝日新聞」の記者なんかに劇評なんか書いてくれなくて結構!と、若気の至りで毒づいた。21歳のガキの頃である。後年、NHK・TVの対談で扇田さんは、その時の「出会い」の衝撃をしきりに語ったものである。

1970年、ニューミュージックマガジンという雑誌で「新しい地平から来るもの」というタイトルで、旗揚げしたばかりのわたしたち「演劇団」と、東由多加氏の「東京キッドブラザース」を取り上げてくれた。あれから45年、扇田さんは唐さん・寺山さん・忠さん・信さんを初めとした現代演劇のトップシーンを最良の理解者として伴走したアングラ・小劇場運動の同志であった。「夢の肉弾三勇士」・「マクベス」・「ハイライフ」・「ユーリンタウン」・「狂人教育」といったわたしたちの作品を高く評価してくれた、時には「辛らつな批評」も、「ぶつかりあい」も、あった。が、多くの演劇人が扇田さんの「劇評」で育っていったのが《事実」である。

高取英のツイートで思い出した。劇作家大会で扇田さんと激論になった記憶もある。扇田さんとは、思えば、この半世紀で、何度も喧嘩していた。面白かった。熱い思いを持った劇評家がきちんと「いた」!のである。淋しい。

また、扇田さんの「日本の現代演劇」(岩波新書)という名著がある。この中の私(流山児祥)は、ヒトの芝居をつぶしにゆくタダの「暴れん坊」である。

いつか、この時代の事をキチンと扇田さんと検証=自己批判も含めて、しようと思っていたが、結局、出来ずじまい。ま、これはこれでいい。

ま、みなさん、誰かに書かれた歴史等=正史などは存在しないし、信じない方がいい。わたしたちが体験した(している)半世紀のアングラ・小劇場の時代を、いつか整理したいと思っていたが扇田さんはもういない。

それにしても、現実感がない。これから、劇場に扇田さんの姿がない、事を想像するのが。6月@スズナリ公演「新・殺人狂時代」(作:鐘下辰男)の稽古場でこの訃報を知った役者達も愕然としている。演出家の日澤くんも「えっ!」であった。

ケラさんが素敵なコトバで扇田さんを送っている「もう扇田さんに観てもらえないのだと思うと本当に、本当に寂しいけれど、これまでずっと観てもらえて、俺も、作品も、幸せでした。ありがとうございました。あの柔らかな物腰で語ってくれた沢山の言葉を反芻しながら、これからも舞台を創り続けていきます。」演劇人の全てが思う、あの「柔らかな物腰」、まさにその通りである。

扇田さん、長い間、本当に有難うございました。
ごゆっくりお休み下さい。

※あれから1年の時が流れたのである。
2016-05-23 10:14 この記事だけ表示
昨夜は、稽古場に行こうと思っていたが、風呂に入って、テレビ見ているうちに、眠くなりスイッチ切って、そのまま眠ってしまい、ほぼ、12時間眠りっぱなしであった。12時間爆睡!
久しぶりの気分爽快である。

台湾から5月5日(金)夜、2週間ぶりに帰国し、6日(土)福島の劇団ユニットラビッツの新作「鏡の中の怪人20面相」(作・演出:佐藤茂紀)観劇で郡山へ、8日(月)から流山児★事務所6月@スズナリ公演「代代孫孫2016」(作:パククニョン 脚色・演出:シライケイタ)の稽古イン、本読み稽古参加。12日(金)〜14日(土)福島・東京同時多発ピースリーディング「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」(作:佐藤茂紀 演出:小林七緒)の稽古。15日(日)@Space早稲田で2ステージ上演、交流会は深夜まで。

そして、16日(月)三重県津市芸濃町へ、水族館劇場公演「この世のような夢」(作・演出:桃山邑)観劇、朝まで痛飲!と、まったく「休みなし」の目まぐるしい2週間であった、さすがにハードだった。これじゃ、やっぱり、海外にいたほうが、楽だなあ、なんて思ってしまった。

それなりに無理のきかないカラダになっているらしい。そりゃ、年も年だし、カラダの節々は痛いし、が、ひさしぶりにぐっすり寝ると、どこも痛くない。そんなもんなのである。

今日は、かかりつけのT病院で、月に一度の持病の心臓の薬(不整脈)をもらい、稽古場にも顔を出すつもり。

わたしは、元気ですよ。
2016-05-18 13:36 この記事だけ表示
昨夜は三重県津市芸濃町で水族館劇場を観た。
津からバスで、椋本まで。バスから降りると、案内のボランティアのひとから「流山児さん」と声をかけられる。東日寺の前は開演の2時間前だというのに長蛇の列。整理札をもらって、『椋本の大椋』を観に行く。歩いていると、さっきの案内の人が仕事用の軽自動車にのせてくれた。

 「高さ十八メートル余、周囲八メートルのムクの巨木。樹齢は、一五〇〇年以上と言われている。嵯峨天皇(八〇九〜八二二)の頃、征夷大将軍坂上田村麻呂の家来、野添大膳父子が伊勢路を流浪し、この地に逃れた時、巨大なムクの木を見つけ、その下に草庵をつくって住んだ。」これが、椋本の発祥だと言い伝えられている。 明治三年九月十八日の夜、暴風雨によって巨枝がおれてしまった。その時の神官、駒田巽氏がその枝をそのままにしておくのはしのびないと考え、獅子頭を彫刻し、明治七年、椋本神社に奉納。昭和九年一月二十二日には、国の天然記念物に指定されている。」

「西遊記」上演から7か月、多くの町の人たちから次々と、挨拶される。
みなさん、覚えておいてくださっている、嬉しい限りである。

東日寺横での前芝居は綱渡りやトラックからの登場や火吹き、バイオリンの生演奏と盛りだくさん。津あけぼの座の山中さんも明智小五郎役で出ている。プロデューサーの伊藤裕作も白塗りの袈裟すがた。

座長の桃山さんの絶妙の客入れ、超満員の客に私が入場するとわざわざ紹介までしてくれた。全員が鮨詰め状態の客席の大拍手で新作「パノラマ島綺譚外傳 この丗のような夢」(作・演出:桃山邑)の千穐楽の幕が19時ピッタリに開いた。一気に1時間半、2トンの水を使った水落としのお家芸のクライマックスまで突っ走った。

まさに大衆演劇の中に最下層の民衆の姿を刻印したい欲望を書きたいという作家の「まだ先があるテキスト」?で、あった。劇終盤をもっと、丁寧に、桃山さんに書いてもらいたいな、と、おもった。わたしは風兄宇内さんの大ファン、彼女の女流劇作家振りと幕間漫才には舌を巻いた。大女優のらを演じた千代次さんの水族館劇場の2枚看板のもと、新人たちが、頑張っている。

それにしても芸濃町の人々の「総出のバックアップぶり」がすごい。2か月余り芸濃町に棲みついた水族館劇場という現代の河原者たちは見事に町を巻き込んだ芸能を作り上げたのである。これはすごいことだと思う。芸濃町が水族館劇場の第二のホームタウンになった日!?駒田さん、木田先生といった「芸濃い町にする会」の人たちの熱意がすごい。木田先生は浦島太郎を嬉しそうに演じていられた。

「西遊記」は400人の満員でお隣の芸濃町総合文化センターで上演したのだが、今回は2週間8ステージ2000人近く!の人々がテント劇場に連日詰めかけた。人口8千人の過疎化が進む町が芸能で見事に活性化しているのである。「芸濃町を芸濃い町にする会」の次回企画は12月燐光群公演である。流山児★事務所→水族館劇場→燐光群 まさに、芸濃町は「日本のアングラ(=大衆芸能)のホームタウン」となる?

大拍手のカーテンコール、すべての公演関係者が桃山さんの紹介で呼び上げられる。終演後、テントで打ち上げ。
歌人の福島泰樹さん、俳人の馬場駿吉さん、劇作家の翆羅臼さんらと参加。
遅くまで痛飲。

宿舎は伊藤さんの自宅。大坂から30年以上に友人である写真家・伝説のストリップ界の風雲児と呼ばれていたプロデューサー:ジョージ川上氏もボランティアで大活躍だった。朝方まで痛飲。久々に日本酒、1升あまり飲んだらしい。

心地良い、二日酔いのまま、朝のバスに高校生と一緒にのり、亀山まで。名古屋できしめんを食って午後2時過ぎ帰京。
2016-05-17 15:18 この記事だけ表示
5月12日のわたしの「蜷川さんの想い出」が、台湾国立劇場公式faceブックに中国語で翻訳されている。
ありがとうございます。翻訳は台湾国家両庁院の方瑜さん。

蜷川幸雄導演故去了,曾在2015年TIFA台灣國際藝術節及2016新點子劇展帶來精彩演出的導演流山兒祥,在他的臉書上寫下他對蜷川先生懷念的心情。原文為流山兒祥導演於2016年5月12日17:40發表於其個人臉書上之文章。

特此感謝流山兒導演同意由國家兩廳院翻譯此文並於本場館臉書發布。

=====
蜷川幸雄先生故去了。
這是現代戲劇フ天大柱的崩落。
寺山(修司)先生與蜷川先生同年齡同世代。
兩位都是面對觀照世界,並且,與世界抗衡戰鬥的戲劇人。

我還是毛頭小夥子(成立劇團<演劇團>(註1)之際)的時候,曾與蜷川先生與(石橋)蓮司先生在抗爭的現場不期而遇、或是爭論不休(註2);也曾數度在咖啡廳談話討論。是<現代人劇場>(註3)?還是<櫻社>(註4)?的團員大舉出動到淺草木馬館劇場來看我們的演出時,突然錄音機停了我們的演出也跟著中斷,結果大家急遽開始即興亂搞、眾人啞口無言,這件事還留在我的印象中。

當然,確定的細節已不復記憶有些不好意思。不過,這種事情根本無關緊要吧。也是從這之後開始的音效設計I先生與F先生開始往來的吧?
同時在位於東京森下的紅三Studio(註5)排練時,我記得我們曾在年末慣例的搗年糕大會一起做年糕,蜷川先生穿著長大衣被年輕的演員們所包圍,總是「帥到掉渣」。在紅三窟小劇場(註6)看到蜷川先生的戲劇覺得「甘拜下風!」,卻又同時奇妙地燃起了不服輸的好勝心……一晃眼轉瞬就是45個年頭過去了。

近年確實曾在Y戲劇大賞的受獎party上,向從醫院趕來的蜷川先生問候「還好嗎?」,您充滿活力回答我「喔,沒問題!謝謝」的笑臉歡顏讓我印象深刻。

<現代人劇場>時代在新宿art theater演出清水邦夫的作品、在四谷公會堂演出的《四谷怪談》等鮮明強烈的作品,至今我仍難以忘懷。雖然用的是與我們完全不同的方法,但其叛逆的意志與熱情,滿溢著一路持續延燒到《導盲犬》(註7)這部作品的能量。

近年也看了幾部在劇場Cocoon(註8)演出的作品,感覺您與我們是行走在完全不同的地平線上……。

去年3月,在不可思議的偶然下,我的作品《義賊☆鼠小僧》受邀至國家兩廳院的台灣國際藝術節(TIFA)演出,《蜷川•哈姆雷特》與碧娜‧鮑許的作品也在同一個藝術節登場。因此我期待著也許能夠在台北與久違的蜷川先生見面。不過我們的演出時間擦身而過,蜷川先生也因身體狀況不佳未赴台灣,終是緣慳一面。

我們45年間,都是在座位200席的小劇場演出,而蜷川先生是在宏大的舞台上為觀眾席間2,000位的觀眾演出。這也許是在過去這45年來,我與蜷川先生之間決定性的相異之處吧。蜷川先生的作品從四谷公會堂、新宿art theater到日生劇場與Cocoon劇場我都曾觀賞過,但我還是喜歡在紅三窟創作實驗戲劇的蜷川先生。

啊,如此一說您在桐朋學園執導的作品很有意思,我去看過幾次,也看過在俳優座劇場舉行的畢業公演。這應該也是我邀請女演員冨樫真參加劇團演出的契機吧。白井圭太(演員/導演/劇作家)也是您的學生嘛。
蜷川先生您真的培育出了許多優秀的演員……。

六O年代地下(underground)戲劇的巨星們接二連三都搬家去了彼岸。

嗯,所以現在應該是那邊的世界「壓倒性地有意思吧」。

可稱為蜷川先生晚年對於戲劇的妄執的、從不停止挑戰的「唐吉軻コ」精神真的好棒。我也會堅持當個「唐吉軻コ」。

您到最後都是徹頭徹尾「帥到掉渣」的戲劇人哪……。

如果可以的話,務必希望可以找您來天堂座(註9)當演員。不過說到這個,之前曾打電話給蜷川先生邀請「希望您參加演出」時,您是回答「排練要3個月!不可能不可能」,對吧……

哎呀,我居然寫了這麼多喔,蜷川先生。
您真的辛苦了。請好好休息。
衷心合掌。

註1 <演劇團>為流山兒導演於1970年成立的劇團,1990年解散
註2 當時是學生運動的全盛期,流山兒導演曾在某次對談中提到,當時是白天抗爭晚上排練,還要 打工照顧生活的時代。
註3 蜷川導演於1967年成立的劇團,1971年解散。
註4蜷川導演於1972年成立的劇團,1974年解散。
註5 由染色公司「紅三」的舊工廠改建的排練場。
註6 同上,由「紅三」的舊工場改建的小劇場「紅三pit」,座位數約150席。
註7 蜷川導演1973年創作的作品。
註8 東京澀谷東急文化村中的中劇場,座位數747席。
註9 流山兒導演成立,由80歲以上的戲劇相關藝術家(導演、編劇等)擔任演員的長者劇團。
2016-05-14 12:58 この記事だけ表示
蜷川幸雄さんが死んだ。

現代演劇の大きな柱が崩れ落ちたのである。
寺山さんと蜷川さんは同年齢で同世代。
二人とも、世界を見据えた、そして、世界と闘う演劇人であった。
ガキ(演劇団)の頃、蜷川さんや蓮司さんらとデモの現場でぶつかったり、論争したことがある。喫茶店で何度か話したこともある。浅草木馬館に現代人劇場か櫻社?の劇団員が、大挙して観に来た時、突然、テープレコーダーが止まり俺たちの芝居が止まり、急きょ、滅茶苦茶なことをやって皆さんに唖然とされたという記憶もある。勿論、定かな記憶ではないので悪しからず。ま、そんなこと、どうでもいいけどね。その後、音響家のI君やF君との付き合いが始まったんだったっけ?

お互い、森下のベニサンスタジオで稽古していたとき、年末恒例の餅つき大会があると一緒に餅をついた記憶、蜷川さんは長いコートで若い役者たちに囲まれ、いつも「かっこよかった」。ベニサンピットでの蜷川さんの構成芝居に「やられた!」と、同時に、妙に敵愾心を持ったり・・・の、あっという間の45年でした。

近年ではたしかY演劇大賞の受賞パーティで、病院から駆けつけた蜷川さんに「大丈夫ですか?」と声をかけたとき、「おう、大丈夫!ありがとう」と元気に答えた笑顔が印象に残っている。

現代人劇場時代の新宿アートシアターでの清水邦夫作品上演や四谷公会堂での「四谷怪談」の鮮烈さは今でも覚えている。私達とは全く違う方法だが、その反逆の志と炎は「盲導犬」まで一気に走り抜けるエネルギーがあった。近年も何本かコクーンで見ることがあったが、私達とは全く違う地平に行ってしまった感が・・・・・。

去年の3月、奇しくも台湾国際芸術祭に「義賊☆鼠小僧」が台湾国立劇場に招聘され「蜷川ハムレット」、ピナバウシュも参加、とのことで久しぶりに会えるかな?と期待したが,時期がずれ、蜷川さんは体調を崩して、会えずじまい。

わたしたちは45年間、客席200人、蜷川さんは壮大な舞台で客席2000人。これが45年間の蜷川さんとわたしたちの決定的な違いなのかもしれない。四谷公会堂公会堂・新宿アートシアターの小劇場から日生劇場・コクーンへ行きながらも、わたしはベニサンピットで実験的な芝居をやる蜷川さんが好きだった。

あ、そういえば桐朋学園で演出した作品が面白くて何回か、俳優座劇場での卒業公演を観たものである。女優の富樫真を劇団の芝居に誘ったキッカケもそうか。シライケイタも教え子ですね。
蜷川さんは本当にいい役者を育ててくれた・・・・・。

60年代アングラ演劇の巨星が次々と彼岸へと引っ越してゆく。
もう、あっちのほうが「圧倒的に面白そう」である。

蜷川さんの晩年の演劇への妄執ともいえる「悪あがき」は本当に素敵でした。わたしも徹底的に「足掻こう」と思っています。あなたは最後まで「かっこいい」演劇人でしたよ。
出来たら、パラダイス一座にぜひ、役者で出てほしかった。蜷川さんにそういえば「出演してください」って、電話したんだっけ、「稽古3か月!無理無理」と答えてましたね・・・・。

あれ、こんなにいっぱい書いてしまったよ、蜷川さん。
本当にお疲れ様でした。ゆっくり休んでください。

合掌。
2016-05-13 13:27 この記事だけ表示
news!です。
演劇批評誌「シアターアーツ」60号/2016年春号の2015・年間回顧で
『新・殺人狂時代』(作:鐘下辰男、演出:日澤雄介)がベスト作品に取り上げられ
AICT(国際劇評家協会)会員の選ぶベスト「作品」に「チャンバラ〜楽劇天保水滸伝」(2票)、
ベスト「演出家」に流山児祥(2票)が選出されました。
2016-05-09 20:14 この記事だけ表示
ということで、今週末5月15日(日)夜はピースリーディング@Space早稲田です。 予約はお早めに!!
作家は、劇団ユニットラビッツ公演を終え、30人を超える出演者のため、
いまだ、鋭意執筆中!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
流山児★事務所☆「非戦を選ぶ演劇人の会」の呼びかけ。に応じて
【5.3〜5.19 全国同時多発ピースリーディング】

トーキョー+フクシマ同時開催企画!!

『うつし世は夢 夜の夢こそまこと』
作:佐藤茂紀(劇団ユニット・ラビッツ)
演出:小林七緒(流山児★事務所)
企画:流山児祥

日時:5月15日(日)18時45分開場、19時開演
会場:Space早稲田 東京都新宿区早稲田町74 
           ビューロー早稲田B1
入場無料(要予約)
※カンパ・酒つまみ差入れ大歓迎!!

◎申し込みは
https://www.quartet-online.net/ticket/peace

定員60〜65席(自由・定員制)のちっちゃなSpaceです。
※間もなく「定員」となりますよ。

◎お問い合わせ
流山児★事務所 TEL.03(5272)1785(平日13時〜17時)

出演(五十音順)
阿萬由美
井村昴
大浦千佳
小川輝晃
勝俣美秋
河内千春
川本かず子
日下部そう
鯨エマ
甲津拓平
坂井香奈美
阪口美由紀
阪本篤
佐藤華子
鹿又由菜
白井圭太
杉山智子
高野あっこ
竹本優希
田嶋真弓
多良間通朗
辻洋子
成田浬
二階堂まり
橋口佳奈
帆足知子
前川麻子
みかわななえ
宮崎恵治
めぐろあや
森田祐吏
山ア薫
米山恭子
流山児祥

照明:五島三四郎・山丸りな
子守:畝部七歩・石黒亜紀子

◎◎お問い合わせ
流山児★事務所 TEL.03(5272)1785(平日13時〜17時)