次々と被害の大きさが。柏崎市、刈羽村を襲った地震はすさまじい。ライフラインもズタズタ。死者も出ている。刈羽原発も大変なことに。日本が地震国であることを思い知らされる。まだ中越地震から3年である。あの時私たちはそれこそ 『心中天の網島』 の東北ツアーで地震に出会った。小松のフレンドリー・プラザに向かう新潟を後何時間か遅く出発したらその後のツアーは不可能になった?という経験がある。セットをつんだトラックと拓平の運転するマイクロバスの2台でツアー中であった。それにしてもなんで、新潟ばかりと想ってしまう。みなさん、がんばってください。
夕方歩いて早稲田まで。
●●
5時から『オッペケペ』出演者オーデション。
壮士役の追加募集である。元気な役者をと2時間近く。詩を読む、台詞、歌、ダンス、面接といった形で。
ミスサイゴンの歌を朗々と歌うやつがいるのでお前来年のうちのミュージカルに出ろよと誘うと「ミス・サイゴン」に出演するとのコト。ふーんである。
一番元気な男優2人と女優(ヒデオゼミの生徒さん)さんの3人を選ぶ。
皆さんありがとう、お疲れ様。
●●
岡島くんは新宿花園神社にタクシーで向かう。椿組の芝居を見るため。稽古場は7時から色塗り作業。『金玉娘』で床も壁も美術で使ったため。
私は今日は休日にしている。
途中のスーパーで買い物。刺身としゃぶしゃぶ用の肉を買って帰宅。でもってDVD2本『白昼堂々』(野村芳太郎監督)と美空ひばりの『東京キッド』。
筑豊炭鉱の泥棒部落をモデルにした窃盗団の戦いを描く喜劇の傑作。
『拝啓、天皇陛下様』のころの野村映画絶好調である」。藤岡琢也、渥美清の主役。加えて倍賞千恵子、有島一郎、フランキー堺といったメンバー。
で、そのあとアジアカップの日本を見てHEROの宇野薫VS永田克彦戦を見る。
※※
小雨である。
新潟は大変。死者9人。1万2000人が避難しているという。いまだにライフラインはズタズタ。
駅前の回転すし屋で早い昼飯11時半。
さて、『ヘレンの首飾り』千秋楽である。たつまも来ている。吉原さんの奥さんも、客足が心配であったが少し空席あるもほぼ満員。ほっとする、全員凄い集中力で最後のステージを完全燃焼でやりきる。結局、全ステージ見ることとなった。いい座長、いい芸術監督である、うん。まあ、楽しい現場、役者たちが「作り上げる」現場に「立ち会える」たのしさがあったから結局3週間以上稽古場と劇場に「いた」だけのことである。
それにしてもこの2日間台風にもかかわらず劇場まで足を運んでくださった多くのお客様に最大の感謝!ありがとうございました。
●●
バラシの間、たつまとデニーズでお茶。
久しぶりに息子と2時間近く馬鹿話、たつまはこの秋に株式会社を立ち上げる。26歳の内装屋さんの社長というわけである。まあ、馬鹿親の私とはまったく違う人生をヤツは歩いている。おばあちゃんの墓には毎月、花を持ってってるから!・・・に感謝!。
●●
あっという間にばらしも終わり、6時から近くの「日本海」で打ち上げ。スタッフ・キャスト合わせて30人あまり。いい飲み会になる。吉原さん・カナダ演劇との付き合いはこれからもさまざまの形で続いていくんだろうな。
本当にお疲れ様でした。あ、カナダ現代演劇祭はまだまだ続きます、是非シアター・カイへ。明日はダニエル・マカイバーのシンポジウム・セミナー。
吉原さんの「1本締め」で10時近くにお開き。
早めに帰宅。
呑み疲れの1週間であった。12時過ぎにキュー・バタン。
※※
朝、揺れを感じて起きる。10時すぎ。
すぐテレビ、新潟・長野で震度6の地震。前の中越地震を思わせる地震。台風、地震と次々と日本列島に。地球という生き物のすさまじさ。被害が少ないことを祈るのみである。
夕方まで片付け、でもって今日は夕方5時から早稲田で『オッペケペ』出演者オーデション。でもって、稽古場の床塗りの予定。
19日から『オッペケペ』ワークショップも始まる。22日から本読み開始!暑い夏を吹き飛ばして大作『オッペケペ』に取り組む。何が、新劇だ。
シアター・カイ『ヘレンの首飾り』4日目2ステージ。里美和彦の家族も新幹線でやってくる予定だったが台風の影響で来れず。チケットのキャンセル相次ぐ。ほんとうに踏んだりけったり。でもこんな日でもきてくださるお客様に感謝である。
予想以上に健闘。7割の入りの2ステージ。致し方なしである。それにしても台風には良く出くわす。 『心中天の網島』本多劇場公演 のときは井の頭線のみ動く巨大台風のもとで公演、確か客席は100人ちょっとだった記憶がある。
村井さん、田之倉さん、佐藤康平先生、新野さん、江森さん、といったいつもきてくれる評論家大集合の日でもあった。和田さん、本田実さん、殺陣の岡本さんといった次の『オッペケペ』のスタッフも。
●●
昼・夜の間来年の冬に予定しているブロードウエイミュージカルの台本を読む。吉原さんとの打ち合わせのため。
この2日間、両国駅前の昔風のカフェテリアでランチ。昨日が「すき焼き弁当」で今日は昔風の「オムライス」。
雨である。
初の2ステージ。ちょっとした台詞ミスがあるも安定。
●●
終演後、吉原さんと来年の12月の新宿のSpace雑遊で予定している1ヶ月ロングランのブロードウエイ・ミュージカルの打ち合わせ。
いつかもう一度、エドモントン・フリンジに一緒に行きたいですね・・と。
「つぼ八」に行くとほとんどのメンバーとお客さんたちが飲んでいる。いつもの「日本海」が雨にもかかわらずいっぱいでいけなかったとのコト。スタジオ・ライフの深山たち、V.銀太、なぎさ、白井圭太、岡本先生といった顔ぶれ。新人のクマがべろべろでくっちゃべっている。
11時半過ぎにお開き。
カナミとサヤカと2次会?飯田橋で飲むことに、で神楽坂。12時過ぎでワタミぐらいしか開いていない。
結局は2時近くまで。
なんてことはない、飲みっぱなしの毎日である。
帰宅して台風情報。

※※
朝9時起床。雨である。
台風は静岡。やっぱりやってきている。
『ヘレン』楽日である。嵐の中の千秋楽!元気よくやろうぜ!
で、結局は風はあるもお昼近くには普通の曇り日に。
トップシーンが微妙に変わった。よく「見る」と気がつくのだが・・・・これがポイント。
とにかくエネルギーとエネルギーがぶっつかりあい化学変化を起こす「にんげん」ってすてたもんじゃないと感じられる「一人」の変化が「全部」の変化という地平から≪世界≫と対峙する演劇を私たちは作り続ける。
『鼠小僧』・『リターン』・『金玉娘』・『ヘレンの首飾り』・『オッペケペ』と続くレパートリーに共通する底辺に蠢く庶民の変革への意思表明!演劇の可能性、演劇でしか出来ないことへのこだわり。想像力の翼。判りやすいストレートで「泣ける・笑える芝居」などクソ食らえでアル。
●●
3時まで明治時代のさまざまな出来事との出会いでもって幕間の弁当よろしく夏目漱石。
両国まで出て駅前の喫茶店で「すき焼き弁当」で珈琲の夕ご飯。でじっくり新聞3紙。久しぶりに新聞を読む。全部参議院選挙関係の記事。ふーん。
●●
曇り空の中日である。
若杉、國太郎さん、久しぶりの美術家の島さん、照明の金さん、先輩の小林達雄さん伊藤祐作さんといった知り合いが続々、みなもとさん、明治学院大の佐藤アヤ子先生の顔も。2日連続で満員だったが今日は・・・空席は淋しい限り。芝居はどんどん進化して面白くなっている。あと3ステージあっという間の5日間である。ぜひ、ご来場のほどを。
裕作さんといつものようにはしご酒。両国「しなの」で高田馬場の「とおる寿司」。演劇状況と思想状況について。それから参議院選挙について。サッカーアジアカップ戦を見ながら。オシムジャパン勝利。
帰宅するとテレビで『ぬけがら』のラストシーンやってた。
※※
雨である。ずーっと雨である。日本中が雨の中である。でもって『ヘレン』もあと3ステージである。
オマケに台風は九州上陸してこちらに向かっている。
太田省吾氏逝去の報に驚く。具合が悪いと聞いて心配していたのだが67歳、若すぎる。沈黙劇の傑作に出会えたことの幸せを今思い返している。感謝、合掌。

『ヘレンの首飾り』2日目。
9時起床。
今日もうどん。美味い、だからこれでいいのだ。
曇り空のなか、『オッペケペ』の台本とにらめっこ、楽しく明治時代のあれこれを調べている。大逆事件、壮士芝居、東洋大日本国国憲按、ETC。ホントににんげんってヤツは変わらない。ただ、今ほど人間が金・カネ・かねの亡者になっておらず志とか心意気とかきちんと弱者の視線を持っていたことが判る。自由とは?反戦とは?
今回の「ヘレン」の物語も同じである。
●●
4時過ぎシアターカイへ向かう。今日はいつものように東西線、総武線経由で両国まで。
いつものように駅前の立ち食い蕎麦やで天ぷらそば。
今日は「余裕あり」で客の入りを心配していたがノブの客が急遽25人近く、当日券も伸びてあれよあれよのうちに「満員」の入りとなる。瀬戸さんも来てくれた。この感じで突っ走ろうぜ!
評論家も昨日に続いて多数。ほんとうに客席は老若男女。
悪源太、新白石、といった先輩からバンチの戌井さんの顔も・・・・。
昨日よりちょっと硬い芝居になったがぶれもなくいい芝居になっている。日々生ナマしくだぜ!皆さん。
●●
ほとんどの人が「日本海」に呑みに行く。
私は久しぶりに浅草まで「歩く」ことにする。両国の国技館から隅田川の川沿いに下りてダラダラ、30分以上浅草を目指す。
ホームレスの皆さんが数多く寝転んでいらっしゃる。まさに「天下居候」の群れに感動。屋形船の群れ。


9時過ぎから1時間神谷バーで電気ブラン3杯と生ビール。
ロックを歩いて木馬館、で「甘粕酒場」を目指す。がやっぱりお休み。ずいぶん長いお休みでおばちゃんのカラダが心配である。で、千束の裏手の「かいばや」さんに。久しぶり、1年振り?ぐらいである。ノニジュース割の焼酎大ジョッキ3杯、これが美味い。上品なママさんの出すつまみに舌鼓。
北海道直送の蕗の浅漬け。なすのおひたし。でもって新潟の幻の山菜「雪笹」これがすべて珍味。めちゃくちゃおいしい。高級料亭の味。
1972年から5年間私は吉原に住んでいた。トルコ街のど真ん中。木工所の2階のボロアパート。住民はヤクザとパンマと寝たきりの老婆と私の4人。国際劇場の踊り子さんたちと始めていった店。かれこれ30年以上行っている店で野坂昭如さんのマネージャー?的存在だった熊谷さんの店。20年前お亡くなりになったのだが、野坂さんがお墓に書いた墓碑銘が「天下居候」である!この話何度聞いてもいい話である。天下の居候、天下に居候・・・・・いい。
いい話にいい酒いいつまみ。また行きますノニジュース割り。私もまた「天下居候」でずーっと生きたいと想っている。うん、皆さんよろしく。で、したたかに酔っ払って入谷まで歩くもついに終電にも乗れず。
タクシーで入谷から帰宅、1時過ぎ。万歩計は今日も12000歩。やはり電気ブラン恐るべし!
それでも冷蔵庫から缶ビール、俺は完全なるアルコール依存症?
朝8時過ぎ起床。今日もうどん。この調子だと1週間はうどんだな?
初めて、飯田橋で都営大江戸線に乗り換えて両国へ向かうことにする。これが乗り換えるのにえらく時間がかかる一番地下に大江戸線はあるのだ。途中「遺失物放出」の店でサングラスと指輪をついつい買ってしまう。よく「遺失物放出」で買うんだけどなぜかみんなすぐなくしてしまう。あと麻の背広が買いたかったのだがなにせ金がない・・・・とほほ。
で、結局は1時過ぎに両国到着。江戸資料館の横に出たよ。雨の中カイに。さやかのお母さんの差し入れのコロッケパンで昼飯。
3時からゲネプロ。みんなまったくぶれない。
確実に安定している、それでいてパワフルになっている。トップシーンをもう一度やり直す。スタッフワークの見事さ。
●●
本番体制に。ロビーもどんどん整理されていく。劇団員も初日ということでほとんど全員集合状態。
6時『幽閉者』のプロデューサーのOさんと横のデニーズで打ち合わせ。伊藤弘子を映画に推薦?その他ETC。
劇場へ帰ると大勢の客、評論家多数。中村哮夫さんら知り合いの顔、華やいだロビー。残席もどんどん埋まっていき、予想を超えて「満員」となった。
初日の幕が開く、空調の関係で本番始まったらエアコン切っていたのだがこれじゃ暑い!それでも1時間15分客はきちんとヘレンとの旅を楽しんでいた。
直球の「社会派ドラマ」にみなさん感動。吉原さん絶賛!原作者に見せてやりたい!3年後必ずカナダで『ハイ・ライフ』 『イエロー・フィーバー』『ヘレンの首飾り』のカナダ戯曲のカナダ上演、3本連続公演!やりましょうと盛り上がる。
「劇団」でしか出来ないコトへのこだわりである。確実に若手の力が伸びていることの明かしそれがヘレン。小林七緒のお父さんが丁寧なお礼のアイサツ。こちらこそ「ありがとうございます」である。いい演出家に確実に育った。
終演後ロビーで初日乾杯。9時過ぎに近くの「日本海」に全員移動。塩野谷、沖田、ラビ、重大、樫葉、真実さんムーチョさん、広瀬くんといった他、とにかく大勢!に加えて全メンバーでこれまたおお盛り上がり。勘定して帰ろうとしたら華子が?なにやってんだ?焼酎水割り5杯、いつものペース。
12時近く帰宅して7党党首討論会を2時過ぎまで。で、缶チューハイ2本。ホントに呑みすぎ!!である。
劇団のhttp://www.ryuzanji.comに舞台写真アップしました。ほんとに生々しくてそれでいてきれいな舞台です。
是非多くの人に見てもらいたいと願うばかり。見逃すと損でっせ!
※※
8時起床。今日も曇り空。台風まで向かっているよ。
さて、参議院選挙の始まりである。たつまから電話。結構、仕事大変なんだな、「カイに芝居見に来いよ」と返事。
いいイワヲのセット!である、重厚でそれでいてさまざまなシーンを想像できる。楽塾の美術から中劇場向けの美術がどんどん巧くなっている。塩野谷正幸、イワヲと劇団に2人の舞台美術家がいるって凄い!
明かりはさすが沖野と思わせる陰影のとんだもの、赤目の音響と最強のトリオいや振り付けの北村真実さんを加えた最強カルテットが久しぶりの七緒の演出をサポートしている。文学的で実にゲージュツ的で私の作品とは一味も二味も違う、いやこれホント!
さすがに役者たちも劇場入りしてどんどん良くなっている。とりわけ、伊藤弘子が抜群にいい、この1年間で伊藤弘子は確実に大人の舞台役者に成長した。この作品はいろんな意味で「伊藤弘子の代表作」のひとつとなるだろう。伊藤弘子、立原麻衣の女優2人は自信をみなぎらせて舞台に立っている。等身大のカラダでびしっと舞台空間に立って「いる」。そのいざ間がいい。伊藤弘子は舞台女優としてイマ旬を迎えている。女の演出家の視点が彼女を大きくしたともいえる。そういった意味では今回小林七緒は大きく成長したといえよう。
とにかく多くの人に見てもらいたい作品だ。
他の役者たちももちろんイイですよ・・・。
3時から北村真実先生の動きのチェック。
想ったより早く「明かりあわせ」が終わった。
●●
7時半から「通し」。
場当たりのほうが良かったシーンもあったが「通し」て見て、疲れ果てていても芝居ぶれなくなった。
この1週間で一気にテメエたちのドラマにした成果がいま・・・・。
あっという間の1時間15分ノンストップのロード・ムーヴィー風ドラマ。想像力の翼を最大限広げて。久しぶりにしゃけ弁当、カレー弁当とヒル・夜の2食を劇場で食う。
私も折込を手伝う。尚と一緒。
●●
9時半過ぎに劇場をあとに小雨の中昨日と同じく神田まで歩く。裏道を歩いて急に神田駅に出たときは驚いた。駅前の「魚っす」という居酒屋で刺身と生ビール1杯と焼酎の水割り3杯のいつものコース10時半に閉まる店。日本橋経由で馬場。これが事故の影響で九段下から各駅で時間調整で止まりいつもの倍近く。12時近くに帰宅キュー・バタン。
※※
朝曇り。
9時起床、うどんを作って食べる。みょうが、あとはハムエッグ。
イチローマリナーズと契約更改、5年で122億円!!だと、どこの世界の話だ?!カネかね金の世界。超ビンボー人の俺たちのほうが楽しいってもんだぜ!と開き直ろう。うん。イチローはそれにしても凄い。オールスター戦でランニング・ホームランだぜ!
美術作業が終わり3時から照明シュート。
イワヲの美術、劇場を想定したなかなか凝ったもの・・・衣裳の汚し、小道具の最終的な直し、さまざまなところで本番に向けて劇場中が動いている。
劇団員のほとんどがさまざまなところでいつものようにてきぱきと働いている。
振り返ってみれば1・2月『浮世混浴★鼠小僧次郎吉』3月『リターン』4・5月『楽塾歌劇★真夏の夜の夢』6月『金玉娘』と続いて7月『ヘレンの首飾り』と文字通りの「月刊流山児」が続いている。8月だけが公演がない月になる。いろんな意味で今年は若手の力が試される年となる。行くところまで行くしかない。
●●
7時から私だけ抜けて隣のギャラリー・カイへ。
リーディング公演『ハーフ・ライフ』(作:ジョン・マイトン 翻訳:吉原豊司 演出:一瀬たかね)認知症で脳が機能しなくなっている80代の男女の愛の物語。なかなか良く出来た作品、この劇作家タダモノではない。
吉原さん、貝山さんが鈴木光江さんを送る会からそのまま公演を見るために来ていた。1時間半。
吉原さんとその後カイでちょこっと話す。吉原さんとは再来年ビッグ・プロジェクトを企てている。
●●
七緒と沖野さんの「明かり作り」になる。歩いて両国橋を渡り、浅草橋、岩本町、秋葉原、と抜け神田まで。駅前の立ち飲み馬刺し屋で馬刺しと生ビール1杯焼酎3杯。
銀座線、東西線と乗り継いで帰宅。
ニュース23。
札幌の嶋さんからメール。伊達でのプラチナエイジ・シアター大成功だったとのメール。伊達のパラムも釧路のメンバーも実にのびのびと自由に舞台を楽しんだとの事。良かったよかったと返事。
※※
曇り、朝8時起床。
11時から明かりあわせ。今回は現場で覚えること満載の明かりあわせ、場当たりに1日中かかる。いや1日中かけるしかないという芝居。
体使って何ぼの世界だ!労働者演劇だ。
さあ、お楽しみはこれからだ!
『オッペケペ』の前売り開始である。事務所に行くと劇団協議会の機関誌「JOIN」が送られてきている。仲代達也氏のインタビューと私と文学座の西川さんと青年座の森さんの鼎談検証「文化庁の支援についての提言」が掲載されている。
『ヘレンの首飾り』の当日パンフの原稿500字あまり書き上げて稽古場へ。いつものように水天宮で降りて新大橋通り。
●
4時過ぎから「最終」通しの予定が5時半に。
力、太郎、栗原、篤、畝部、といった劇団メンバーがギャラリー 。
ほぼ出来上がった、あとは現場で。ちょっとした事だが気になることはしゃべった。CUT INの演劇。例によって開演前のアナウンスを録音。今回は「イッツ・ショータイム」はなしです。
稽古場バラシ。明日朝シアター・カイ搬入。
瀬戸さんにお礼を言って水天宮へ。途中にある博多ラーメン「しばらく」でラーメン餃子の夕食。
●●
で、近所のおとめ山公園の「落合蛍」を見る夕べに行ってみる。
凄い人出、1時間以上並んで、箱の中にはいった蛍を見て、最後にテントで育てている100匹あまりの「落合蛍」を見る。
並んでいると多分うちのお客さんだろう?「あれ、流山児さんこんなところにいるんですか?」と聞かれる。そうです、私は20年以上の高田馬場の住人なのです。正式に住民登録したのは2年前だけどね、それに住所は正確には豊島区だけど・・・・。
1週から2週間の間に相手を探し交尾を行い水辺のコケ、草の葉などに産卵して生涯を終えるホタル、フェロモンであり、外敵から身を守るために光を発する。
テントの中ではさすがに昔のホタルを思い出しついつい触ろうとして手すりをボキリと折ってしまった。スミマセン。
荒尾市に住んでいた子供のころはホタルはいたるところにいた。都心の公園でホタルを飼育するという試み。ほんとうにご苦労様、落合の中学生たちが道案内、生物部だとか、いやあいいなあ。
●●
テレビでマーチン・スコセッシの語る今村昌平を見る。缶ビール1本、缶チューハイ3本。
今日の万歩計は1万2500だった。足が痛い。
※
いい天気である。九州は大変なことに。台風も・・・。
今日は浅草寺では「ほうずき市」か。シアター・カイ仕込み開始。
●●
『オッペケペ』演出台本遅々として進んでいる?3時過ぎいつものように散歩しながら早稲田へ。
本屋で「悲劇喜劇」ペラペラめくると「特集・気になる演劇人」というヤツに香川良成さんが「パワー全開、奇才流山児祥」というタイトルで小文を書かれている。三浦大輔や東憲司といった若手の中に私と栗山さんの名。香川さんの最後の文章は気になった、ベラルーシの演劇大学の学部長が私の『盟三五大切』を批判していたとの事?それってなあに?である。
●●
これまたいつものように水天宮からダラダラ。
「やよい軒」でうな丼と冷奴の夕ご飯。
5時過ぎから稽古を見る。1日見なかったがどんどん整理されてきている。「通し」を見る。あとはとにかく役者がその場にきちんと「いる」!こと。
竜一、近藤さん、米山といったギャラリー。
今夜はみんなとの飲み会?を控えて帰宅。新大橋を渡るとき大勢の犬を連れた人にすれ違う。3匹連れている人もいる。なんか凄い。みなさん和気藹々で犬自慢なさっている。
●●
帰ったらテレビでブルース・ウイリスの『シックス・センス』をやっている。缶ビールを見ながら昔見たがダラダラ見る。いつの間にか缶チューハイ3本も開けていた。やばい!
あれ、今日は七夕だったんだ・・・ふ-ん。