流山児祥オフィシャルブログ『祥 MUST GO ON!』

公演情報
楽塾創立20周年記念公演
『すももももももモモのうち』


【作】佃典彦
【演出】流山児祥
【出演】
〈楽塾〉
いそちゆき 河内千春 川本かず子 桐原三枝 阪口美由紀 佐野眞一 関口有子 高野あっこ 辻洋子 内藤美津枝 二階堂まり 西川みち子 平山郁子 みかわななえ 村田泉 めぐろあや
〈流山児★事務所〉
流山児祥 柏倉太郎 山下直哉 森諒介 星美咲 橋口佳奈 竹本優希

【日程】
2017年5月3日(水・祝)〜6日(土)

【会場】座・高円寺2(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 3,500円ほか
3月3日(金)より発売

【お問合わせ】
流山児★事務所
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com


だいこん・珍奇なゴドー
だいこん・珍奇なゴドー



【作】戌井昭人
【演出】流山児祥
【音楽】栗木健
【振付】北村真実
【出演】
塩野谷正幸、佃典彦、伊藤弘子、月船さらら、山崎薫、栗原茂、谷宗和、大久保鷹、土井通肇
佐藤華子、里美和彦、冨澤力、柏倉太郎、平野直美、星美咲、橋口佳奈
演奏/栗木健、諏訪創

【日程】
2017年3月15日(水)〜22日(水)

【会場】ザ・スズナリ(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 4,000円

公演詳細はこちら
流山児★事務所
2017年度新人募集
《二次募集》
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)
応募〆切:2017年4月5日(水)必着

【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
審査日:2017年4月8日(土)午前
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
CD/DVDを買う
続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜 DVD

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朝9時、近くの高田馬場病院へ。

2年ぶりの豊島区の区民健康診断。いわゆる区民の為の「無料の人間ドック」というヤツである。ずいぶん前に「予約」していたので今日になったのである。

心電図、X線、血圧で問診、きれいな中年の女医さんである。タバコは40本40年、酒は二合以上これまた40年毎日!高血圧!と問診票に書き込まれていく。

血液検査の結果は2週間後くらいに区から送られてきますとのこと。来月には池袋の豊島健康センターでバリウム、と大腸がん、肺がんの検診と続きますから!とよ。今回は「節目年齢健康診断」というヤツである。私も今年で「60歳の節目の年」というわけ。なにが「節目」だ!ボロボロの体だけどあと「10年」ぐらいは保ってもらわないと「やりたいこと」が出来ない。神社廻り、アジア大陸横断ツアー、とやりたいことは山ほどある。

●●

で昼から夜まで1日中、パソコンに向かって北海道釧路市でやる高齢者ワークショップのテキスト作り。この前熊本でやった『夏の夜の夢』の改訂版テキストをきちんと作っている。17人のメンバーに対応する為にはどうしよう?である。まあ、出たとこ勝負である。メインで歌う曲は美空ひばりの『ロマンティックなキューピット』にする。なぬ!フラダンス踊れる人がいる、うん?日本舞踊もか!大丈夫ジャン。

♪青いお空に ぽっかりと
 白く浮かんだ 綿の雲
 私に羽根があったなら
 あそこに飛んで いきたいな


こんな美空ひばりの曲を使った「真夏の歌謡ミュージカル」に仕立て上げようと思っている。ひばりさんの曲はめちゃくちゃイイんだが歌うのはこれが難しい。ひばりの歌うジャズはめちゃすごい。「A列車で行こう」なんか舌を巻く。南部訛りのブラック風スキャット!

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雑誌「新潮」に掲載されている野田秀樹の最新作『THE BEE』を読む。短編戯曲。いかれていて面白い蜂の逆襲。野田もどんどん進化しているじゃん。一気に野田戯曲を読み終えたら次のページは大江健三郎の連載。ついつい読んでしまう。


※※

すごい雨である。1日中雨かよ?
 

ありがとう、観世榮夫さん。
       
観世榮夫さんが今朝なくなった。福田善之さんが観世さんとの久しぶりの共同作業を楽しみに書き上げてくれた9月公演『オッペケペ』の改訂台本を目の前において共同演出家の私は今、途方にくれている。

2001年夏、新宿花園神社で上演した 野外劇『書を捨てよ、町へ出よう〜花札伝綺』に出演してもらって以来6年間、観世さんは私たちのような若輩者と本当に気楽に付き合ってくれた。

『殺人狂時代』『続・殺人狂時代』『無頼漢』と流山児★事務所に立て続けに出演しその圧倒的な存在感を舞台で見せてくれた。ベニサン・スタジオの稽古場も近くの酒場も常に「観世榮夫演劇教室」であった。観世榮夫という舞台芸術のさまざまなフィールドを越境して生きてきた80年近い破天荒な芝居=人生の「生きざま」=体験談を聞ける私たちはまさに果報者であった。

大腸がんという大病と闘いながら実に飄々と先生は芝居を人生を楽しんでおられた。観世さんのマネージャーであり能楽のプロデューサーでもあった荻原達子さんと一緒に観世榮夫「新劇」セレクションと「近代劇」セレクションという企画を2006年に立ち上げた。観世さんが関わってきた50〜60年代新劇と観世さんがセレクトした「近代劇」の戯曲をリーディング上演しアーカイブスとして残していこうという企画。観世氏の「現代演劇」に対する遺言的仕事をやろうという企画であった。早稲田大学の演劇博物館と日本演出者協会の協力でこの夏にでも動き出す予定であった。

流山児★事務所の観世榮夫「新劇」セレクションは『オッペケペ』を第一弾に『象』『魔女伝説』といった観世演出作品の検証をやろうという、私たちにとって初の「新劇」のテキストとの格闘になる予定であった。

1963年新人会によって初演された新劇の名作と呼ばれる『オッペケペ』の44年ぶりの上演に対して観世さんは燃えていた。
事故の1週間前、新宿での打ち合わせに現れた観世さんは急激に痩せ歩行困難なほどに病気が進行していた。稽古初期は私がやりますからというと「いや!『オッペケペ節』のワークショップを7月から始めよう!太鼓も俺がたたく!」とまで言い出すほどの張り切りよう。1963年初演のガリ版刷りの黄ばんだ台本を見せてもらい先生の作品に対する思い入れの深さに圧倒された。

5月の不幸な事故、そして一か月後の今朝の訃報。運命の残酷さに歯軋りする思いである。残された私たちに出来ることはお二人の「演劇に対する熱い想い」をきちんと舞台にのせることである。44年前演劇は若く社会に対して身もだえしながら異議申し立てしていた。

その真情あふれる観世榮夫さんの演劇への「愛」を真摯に受け止め《現在》の『オッペケペ』を私たちの総力を挙げて作り上げるつもりである。

ありがとう、そしてさようなら観世榮夫さん。ゆっくり休んでください。
お昼過ぎから天野天街(少年王者舘)のワークショップ。

参加者は『ヘレンの首飾り』の若手メンバー。コトバを任意に選んで動きを作って遊ぶアマノ独特のヤツ。少年王者舘ダンスの根本である。

夕方稽古場を覗く。

アマノは来週まで用事があるらしく事務所に居候。『オッペケペ』のチラシも上がってきた。めちゃくちゃかっこいい!

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歩いて神楽坂まで。
シアターiwatoで黒テント公演『鉄砲玉』坂口瑞穂・新作 佐藤信・演出 台本は実に良くかけている力作。1時間55分、途中で緩みなく久しぶりにテントの作品としては面白く見れた。ただし生々しさや熱さはない。まあ、うちがやったらどうなんだろう?と考えながら見ていた。

終演後、近くの飲み屋で坂口君と話す。来年に予定している「新作書き下ろし」何を書いてもらうか?神風連の乱・・・・。

久しぶりに伊川東吾氏に会う。イギリスに住み劇団も作ったとのこと。映画『ラスト・サムライ』を見ているのでなぜか久しぶりという感じがしなかった。奥さんはきれいなブロンドの髪の人であった。


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11時過ぎに稽古場に。

アマノが酔っ払っている。


12時過ぎに帰宅。結局は1日中呑んでいるって日であった。

今日も「休む!」ことに決めた。

今日はソーメンじゃなくて冷麦。で、散歩まで池袋。
昨日に続いてサンシャインで『バベル』を見る。ブラピとケイト・ウインシュレットで菊池凛子。まあ面白いって感じ。今日はレディースデーというらしく女性が多い。

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で、池袋ジュンク堂。9階の演劇のコーナーで戯曲数点を斜め読み。ここはいすに座っていろいろ「立ち読み」が出来るから2時間近く過ごす。

で、歩いて千登勢橋の図書館へ向かう。あれ、6月6日閉館だと!俺ここの図書カード持ってるのに・・・・・である。


ダラダラ歩いて今度はツタヤ。
SF映画の三流映画2本のDVD『不思議惑星キン・ザ・ザ』『禁断の惑星』を借りてオマケにイラン映画『風の絨毯』のビデオを380円で買う榎木孝明さんが出ているから。

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夜『不思議惑星』を見る。1986年旧ソ連映画のSF怪作、いや笑った笑った・クーとキューしかない宇宙語。それにしてもロシア=スラブ人は笑わないなあ。だから、時折彼らが笑うシーンにどきりとする。グルジアの監督か?


※※

というわけで(何が?)2日間の「お休み」終わり。

今日は14時から天野天街(少年王者舘)の特別ワークショップ。『オッペケペ』のチラシの最終打ち合わせ。

夜はシアターiwatoで黒テント坂口瑞穂の新作『鉄砲玉』。テアトロの戯曲を昨晩読んだが面白い。坂口に『鉄砲玉2〜狼たちのブルース〜』ってタイトルで次回作書いてもらうか?深作欣二の『人斬り与太』が見たくなったぜ・・。

6月12日から21日に北海道伊達市、釧路市で予定している2週間の「高齢者演劇ワークショップ」の準備もしなきゃ。


久しぶりに「休む」ことにする。

『ヘレンの首飾り』の明治学院大学の勉強会も早稲田での本読み稽古インも黒テントの『鉄砲玉』観劇も「お休み」することにした。
ごめんなさい。

とにかく、お昼近くまでぐっすり寝る。

もぞもぞお昼過ぎに起きてソーメン。

夕方近くからゆっくり散歩。池袋まで。

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サンシャイン通り。ふらりと映画館に『パイレーツ オブ カリビアン〜ワールド・エンド』。相変わらずのジョニー・デップ。ディズニーの漫画映画のような世界なんだけどついつい子供のように大笑いしながら3時間以上飽きずに見れた。ほんと俺って馬鹿だな・・・。
それにしてもこの映画だけは3本とも池袋で見ている。
で、映画館で俺みたいに大声で笑う人って最近「いないんだなあ」とちょっと逆に驚く。俺は子供のころから(ホントーに多分0才から母に連れられてほとんど毎日のように)映画館に「通ってそこで育った」記憶がある。

ガキのころから映画館では良く笑った。多くの観客が笑った。暗闇の中で映像とともに息する快楽。 東映ちゃんばら映画、日活アクション、松竹ヌーベルバーグ。大映、東宝、新東宝、第2東映と「1日8本上映」なんて日もあった炭鉱町の映画館。

ガキのころ何人かで映画館の壊れたトイレの横からもぐりこみ映画見たもんだ。時折、映画館でストリップやら歌謡ショーやらやっていてこれももぐりこんで大人たちにつまみ出されたもんだ。


中学1年のとき「映画館裏の決闘」!というのもあったけ。ジャックナイフで右の太もも刺された・・・・思い出。

有明東映。42年ぶり(3年前『盟三五大切』荒尾公演)に帰ったときそこはスーパーマーケットになっていた。

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でいつの間にか夜。ジュンク堂・・・・・・鬼子母神・・・・・少し早めに帰宅。あ、目白の公園でホタル見たかったなあ?まだ出ていないか。

風呂にゆっくり入ってビール飲んでニュース。
年金問題。
日本ハム12連勝!

12時前に寝る。こんな「休み」もいい。まあ、2・3日は「休む」つもりである。


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朝から照明吊りこみ、シュート。

不滅最強の照明チーム、上田和弘、里美和彦、小林七緒、の3強が稽古場でROMIさんと一緒に仕事。この10年ほとんどの公演の照明はこのチームがやっている。若杉宏二、サボも照明部の一員だが、この3人がいれば早稲田の空間はお手の物。

照明チームと並行して音響チームの仕込みも、これまた木暮拓矢チーフと畝部七歩、諏訪創のトリオ。そして舞台部は冨澤力のチーフのもと柏倉太郎、タケ、カズ、クマ。衣裳小道具の直しと最終的な作り物、看板、でもってみんなのまかないと女性群も大忙し。

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私は2時から中目黒のスタジオ・リブレで鐘下辰男氏とガジラ20周年記念パンフレットの対談。鐘下1時間遅刻で始まる。大学の先生を3箇所もやっているので鐘下も大変そうである。

ガジラの15年の作品を見ていることに驚く。1992年「tatsya」上演以来15年間、佃典彦とともに鐘下作品をコンスタントに上演している。この15歳年下の「弟のような存在について」1時間。早口で喋る。前期・中期・現在についてきちんとした鐘下演出論の変化について指摘。そうか塩野谷正幸は30代〜50代までじっくり付き合っているんだ・・・・。

お互い「息子」の年が劇団=集団の歴史であることに妙な感動?!


「かげろふ人」公演の時是非お買い求めください。

で、近くの公園で写真撮り30分あまり。まるで?のような2ショットこれまた珍しいぜ。プロデューサーのW女史にガジラ役者出演を売り込む!

中目黒から日比谷線に乗って地下鉄で早稲田まで。

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仕込みは終わっている。

早稲田は今日から稽古場から「劇場」に。

6時から10時近くまで小返し、ちょうど1時間分。音響部はPAチェックを中心に。

早めに稽古をとっても、まだまだ作業は続く。美術作業の残り、小道具などなだ。12時近くまで・・・いつものことか。

寒い!外に出るとめちゃくちゃ寒い。足早に歩いて帰宅。

河瀬直実監督『もがりの森』でカンヌ映画祭グランプリ受賞。
松岡農水相自殺。


長ーい1日であった。
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初日31日(木)・3日(日)夜19時の回ほぼ「完売」!当日券をご利用ください。なお他のステージはすべて「余裕あり」です!
今すぐ電話を!


※※

今日もイイ天気である。
起きてテレビ見たら噂の坂手洋二氏、ふーん、井筒と一緒にコメンテーターか大変だなあ!坂手氏もオリザ氏のようになるのかなあ、師匠の山崎哲はコメンテーター上手かったぞ!?がんばれよ。

いまや演出家や劇作家はテレビのタレントか大学教授かどっかの会館の芸術監督か館長さんの副業(アルバイト)なしでは生きていけないのかなあ?奇妙な世の中である。人にはさまざまな「生き方」がある、それだけ・・・・・うん。

朝9時からメイク、2時間。
11時から「明かりあわせ」である!いよいよ『金玉娘』公演開始!すごい作品が早稲田から生まれます!

待っています!

さて、今日も長ーい1日になるな。
4日ぶりの日記である。
いろいろあって日記書く時間がなかった。

この4日間のことを走り書く。
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19日(土)夕方4時俳優座劇場で第7回倉林誠一郎賞授賞式。
オールドバンチのメンバーがほとんどそろったパーティを横目に5時過ぎの新幹線に乗って滋賀へ向かう。
夜8時半から楽塾『真夏の夜の夢』のゲネプロ。
11時過ぎにホテルへ。キューバタン。

●●
20日(日)朝9時しが県民芸術創造館。ダメだし、稽古。12時過ぎまで。
2時から本番。いよいよ千秋楽。
予想を超える客がぞくぞくと詰め掛けた。

三重から青学劇研の同級生が夫婦で観に来てくれた。小森も大阪から中学の同級生が40年以上ぶりに来てくれるなど楽塾メンバーもさまざまな「初の旅公演」ならではの「出会い」

感動的な千秋楽となる。
終わってアフター・トーク。小堀純、北村想、鈴江敏朗、流山児祥。

思ったより早く片付け終わり。南草津駅の白木屋で軽い打ち上げ。
帰京。キュー・バタン。

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21日(月)朝11時国立劇場。

前進座の歌舞伎『毛抜』『新門辰五郎』を見る。
『オッペケペ』に客演してもらう河原崎國太郎さんを見るため。好い女方役者さん。
楽屋で短い打ち合わせ。

4時から11時近くまで『金玉娘』稽古。

じっくり前半を作る。サボが稽古場に。
メイクと衣裳の指導。25日お昼過ぎから5時間メイク教室となる。

北村想からノニ茶が送られてきた。高血圧と糖尿病に効くそうな。効用を読むと「うつ病」にも効果ありとのこと、想ちゃんも飲めば好い。うん。飲んでみる、なかなか美味い。
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22日(火)朝早く起きて馬場を散歩。例によって方林堂書店で立ち読み。でなぜかベルトを買う。でもって、吉野家の牛丼を食おうかと思ったら11時過ぎじゃなきゃ出せないとのこと、時計を見ると10時45分、じゃあいいよと隣の松屋で結局「トン汁定食」(何だコリャ?」。


1時過ぎからじっくり細かい稽古。今日は弘子、栗原が稽古場に覗きにくる。本番まで8日!どんどん混沌の走る芝居に向かっていて面白い。それにしても早稲田は面白い。
是非ご覧ください!!!


休憩時間電話で『オッペケペ』のポスターの話をアマノと。川上音二郎と思われる男の首が飛んで「オッペケペ」の文字が無数に泳ぐキチガイじみたヤツにした?とのこと。熊本のワークショップは面白かったとのこと。来年は一緒にやりましょうよと盛り上がる。

結局は飯休憩45分以外「休憩なし」で11時近くまでノン・ストップで小返し。
11時過ぎから飲み会。12時半ほろよい加減で歩きながら帰宅。

※※
23日(水)
朝早くおきてノニ茶。
原稿3本が締め切り。さてどうしよう。


一日中、ゆったりとした気分ですごす。

久しぶりのことである。

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滋賀のチームは順調とのこと。
早稲田の稽古場に電話すると夕方までには作業は終わったとのこと。
7時過ぎに馬場の町を散歩。
本屋で立ち読み。いつものことだが本屋にいると昔からゆったりとした気分になる。

スタジオ・ボイスのタケシのインタビューを読んでいてこいつ老いたなって感じを受ける。
判るけど、で俺たちどーすんのよ?だ。

スーパーで刺身とビールを買って帰宅。近くの沖縄料理屋で「ネーネー定食」というやつで夕飯。

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長久手のヤクザはついにつかまった。
で、教育テレビで別役実さんの『やって来たゴドー』をビールを飲みながら観る。
俺だめなのかな、全然面白くない。
それでも、我慢して最後までボーっとしてみていたよ。
なんだ?これのり平サンがやったらどーだったかな?

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「出会ったら殺せ!?」ねえ。まあ、ドーデもいいか、今度ゆっくり戯曲を読むとするか。
黒いこうもり傘をさしたゴドーさんはどこに行ったんだ?宇宙的な開放感。
それにしても、山崎さんは上手い役者だなあ。
一本の木は電信柱。得体のない空間。
このコトバには確かな「肉体」が必要なのだというだけは切実に判る。
ベケット空間を変える生活感覚。
別役さんの言うとおり「待つことへの苛立ちがなくなった」時代に『ゴドーを待ちながら』がやりたいというのはそこそこわかった。

※※

明日は忙しい一日になる。
お昼には稽古場にいって作業の仕上げを見て、3時に俳優座劇場。
4時から第7回倉林誠一郎賞授賞式。
想ちゃんのプレゼントのレイバンのサングラスをかけていかなくちゃ。

朝9時から各チームごとに最後の稽古。

観てみるとほぼ完全に台詞は入っている。

トップチームの舞台は和室、台詞自体ただ読むと3分もないシーンを15分に、さまざまな繰り返しのパターンだがきちんと見せてくれる。第7インターの亀ちゃんも今回は役者だけだから楽しそう。シマオの演出は的確で面白い。私はこのチームの「演出助手」だったがほとんどやることがなかった。ただ、途中の音楽の指示だけ。生だから即興でととうま君に。

で、2場のチームはロビーの階段での田舎芝居風牧歌劇。ケー太と木内さんの感じがおかしい。太陽君の演出のボケさかげんが抜群。役者も個性とりどり。キナイさんお提案の傘のセットがすばらしい。太鼓、波の音、全部効果音も手作り・・・・・これがいい。コー太のメイクが笑わせる。

3場は野外。去年に続いて村上精一くんの演出実にパワフルな演出振り、主役の「初舞台」の大学1年生くんとよし・コジョー教授が実にチャーミング,くわえて劇団きららの2人がすごい、実に元気で大いによろしい。オマケに後半は全員参加の群集劇風となる。小林七緒がてきぱきといいところを引き出している。精一のテンパリぶりが楽しい。外なので演出もメガフォンで・・・・。

 

さて11時から歌とダンスと群読の台詞のチェック。外のシーンの稽古。

休憩40分あまりで1時からゲネプロ。前半をきららの主宰者池田さんも見て楽しそう。ロビーでのゲネプロ中にちょっとしたアクシデント。河童座という児童劇団の公演中。ちょっとうるさいとの指摘。そりゃそうだ、オマケにエレキギターだもん。

とにかく外までゲネプロやりきってから。

結局はコンサートホールのホワイエの階段上でこれが本番では結果的に「いい舞台」に。

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3時過ぎ和室開場。30人以上の人が。たった2日間の宣伝でよく集まってくれた。3時15分開演。突如和室の障子が開き「星のフラメンコ」を歌う21人のメンバー。

移動するうちに客はどんどん増えていく。外の芝居のときには倍近くに増えていた。移動する演劇の面白さ。

いやあ、本当に面白かった。去年に比べて確実に全員が成長した。各チームたった3日間でどこにもない自由で斬新で実験的な自分たちの「夏の夜の夢」を作り上げた。相手役にキチンと喋る!客には全エネルギーを!としゃべりまくっていた私の3日間であった。

 

全参加者の「来年も是非やってください」の声で終わる。山鹿の八千代座の人の言った「役者が広げる舞台空間」には感動。

来年は全部「野外」で!30人以上のスペクタクルをやろうぜ!それも6日間ぐらいの合宿稽古を取って本格的に「公演」しようぜ!

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さて、18日から20日までが熊本演劇大学本企画です。天野天街と夕沈の「少年王者舘」コンビのコトバと動きのダンスワークショップ。福田善之、宮田慶子、松本祐子、和田嘉夫のレクチャーなど。

是非今週末熊本県立劇場へ!

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夢桟敷の純平、さき、かよちゃんの見送りで空港まで。8時の飛行機で東京へ。途中ゆれにゆれオマケに30分以上の遅れで家に着いたのは11時過ぎ。さすがに疲れ果てていて」キュー・バタン。

考えてみたらこの3日間、キュー・バタンの3連発!

※※

あ、それからこれ書いておこう。ホテルでの出来事。初日1時過ぎ寝ようと思ったらノックの音。空けてみると女性。部屋を間違えてらしい。でそれから数分後再びノック。「誰?」というと「キスミーです」と返事。いわゆるコールガール?部屋を間違えて2度のノック?隣の小林七緒の部屋もノックしているよ!

どの部屋だったんだろう?

国民投票法案通過!あっと、いうまにこの国はすでに曲がっていっているぜ。ほんとふざけやがって。

 

※※

早稲田の稽古場はこの3日間セット作り。

いよいよ『金玉娘』追い込み稽古。20日の楽塾しが公演の稽古もあるし、今週も大変だ。

 

久しぶりの休日。夏日?ってヤツ。1日中、Tシャツでいられる。

稽古場と事務所では片付けと衣裳の洗濯など・・・・。

私は久しぶりにゆっくりお昼まで寝て、昼からラジオを聴きながら『オッペケペ』の台本読み。4時間弱の上演時間の分量を3時間余までカットし福田さんの分身「作家」という役が新たに加わって分かりやすく?なっている。

が明治時代のコトバ、ほとんど外国語の感覚。歌舞伎と同じだと思えばいい、というのは暴論か。

川上音二郎、幸徳秋水、伊藤博文といった人物を思わせる登場人物たちの熱い青春、実に面白い。政治も演劇もすべてが若者の力で変わっていた時代。「実録モノ」の『仁義なき戦い』の感じで行く!

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そうこうしていたらいつの間にか夜。

近くのスーパーまで行って安い豚肉買ってきて久しぶりに「しゃぶしゃぶ」でもやるかと・・・・。

本屋にいって「映画芸術」立ち読みしていたら伊藤裕作さんの『リターン』の劇評。「悲劇喜劇」にも酒井洋子さんと小野正和氏の劇評がのっている。なかなかの好評。また、文藝軌道」という元「新日本文学」の人たちが発行している文芸誌でも野平昭和氏の『オールド・バンチ』と『浮世風呂★鼠小僧次郎吉』の絶賛の劇評が掲載されている。皆さん、是非本屋で読んでみてください。

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休日は本屋でボーとして町を散歩。

なんかジジイみてえ・・・・・。「シアター・アーツ」の原稿とタウン誌の原稿とやらなきゃいけないのに。ぼーっとビール。それにしても疲れやすくなったもんだ。

朝早く起きる。今日も夏日?

実にイイ天気である。今日から、1週間ぶりの『金玉娘』稽古再開!延べでは2ヶ月以上稽古やっている作品だがいつの間にか「本番まで3週間」になってしまった。

その間に熊本の演劇大学、滋賀の楽塾本番が入り、1週間はだめ!かくして私の演出家の時間は2週間というわけである。きちんと仕事をしよう!

はい、がんばります!