流山児祥オフィシャルブログ『祥 MUST GO ON!』

公演情報
楽塾創立20周年記念公演
『すももももももモモのうち』


【作】佃典彦
【演出】流山児祥
【出演】
〈楽塾〉
いそちゆき 河内千春 川本かず子 桐原三枝 阪口美由紀 佐野眞一 関口有子 高野あっこ 辻洋子 内藤美津枝 二階堂まり 西川みち子 平山郁子 みかわななえ 村田泉 めぐろあや
〈流山児★事務所〉
流山児祥 柏倉太郎 山下直哉 森諒介 星美咲 橋口佳奈 竹本優希

【日程】
2017年5月3日(水・祝)〜6日(土)

【会場】座・高円寺2(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 3,500円ほか
3月3日(金)より発売

【お問合わせ】
流山児★事務所
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com


だいこん・珍奇なゴドー
だいこん・珍奇なゴドー



【作】戌井昭人
【演出】流山児祥
【音楽】栗木健
【振付】北村真実
【出演】
塩野谷正幸、佃典彦、伊藤弘子、月船さらら、山崎薫、栗原茂、谷宗和、大久保鷹、土井通肇
佐藤華子、里美和彦、冨澤力、柏倉太郎、平野直美、星美咲、橋口佳奈
演奏/栗木健、諏訪創

【日程】
2017年3月15日(水)〜22日(水)

【会場】ザ・スズナリ(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 4,000円

公演詳細はこちら
流山児★事務所
2017年度新人募集
《二次募集》
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)
応募〆切:2017年4月5日(水)必着

【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
審査日:2017年4月8日(土)午前
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
CD/DVDを買う
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で、(何が?)大変な1日となる。

お昼から3時過ぎまで3時間ビッチリ楽塾の稽古。


いつもの事だがトップシーンの稽古を何度も何度もああでもないこうでもない、とやっている。

これが私の稽古スタイル。で、今まで使ってきた曲を珠水さんの曲に変える作業。


珠水さんの様々な曲を台詞に合わせてみる。コレが面白い・・・・・・。で、ノリまくって稽古していたら、「遅れますよ、名古屋!」の声。

行きがけにピーストレインのMさんから「未来をひらく歴史」という日本・中国・韓国3国共通歴史教材委員会編集の本、読んでみてください、と手渡される。

 

急いで大手町まで、で地下道を走り、八重洲口まで。
新幹線のチケットを自販機で買い求め「のぞみ」に飛び乗る。

 

名古屋まで車中で「未来をひらく歴史」の前半を読む。良く出来た本。「粘り強く3国で討論し一致点で事実を書いて」ほしい。

●●

1時間半ちょっとで名古屋、近いなあ。豊田公子ダンススタジオ公演の制作を手伝っている電通のMさんが待っていた。

地下鉄を乗り継ぎ、天白の公子先生のスタジオへ。

すぐ近くには、何度か行った事のある北村想の元プロジェクト・ナビの稽古場兼劇場「ナビ・ロフト」がある。

6時、何も訳が判らぬまま、「GOKUTUMA」の稽古に突入。皆さん、私の来るのを待っていたのである。

佃典彦が稽古しながらシーンの意味を教えてくれる。彼も北九州のワークショップから帰ってきたばかり。でも、稽古は何回かやっている。

1曲だけ、公子先生とチョコット踊るシーンアリ。こりゃ大変だ。完ぺきに出来ているじゃないか。つまり私だけが・・・・・。

私の役はヤクザの組長の役。私の子分が佃と、浜田君。
敵の組長が伊澤、子分が庄之助と岩田君。

『キル・ビル』風の構成。約45分の作品。
衣裳を着てトップの蜂の巣になるシーンで、私のズボンのボタンが飛び、チャックが壊れた!かっこ悪い!太りすぎだな、ヤバイぞ!


で、8時過ぎ「通し」稽古となる。

何とか必死に自分のシーンの動きを覚える。
そして、大体の全体の構造も。私なりに9月3日の本番はやるつもり!

3日はお昼過ぎに劇場で「場当り」である。これじゃ、「役作り」も何もあったもんじゃない。


それにしても、佃はカッコイイ役だ。まるで『ダフネの嵐』だな。


●●

稽古を終えて、着替えの時驚いた。佃と私のアロハがまったく同じ。

もちろん、今日はこのブログに載っているアロハを私は着ていたのだが
明日、着ようっと思っていた着替えのヤツが同じ。

2人で笑う。服の趣味が似てるんだ、俺達。

 

佃の奥さんの佳代さんがイロイロ世話してくれる。お世話になります、アリガトウ。


この公演は佃一家総出演。佳代さん、娘の奈保ちゃん、知香ちゃんで、佃。それにしても、この公演は家族で一緒に過ごせる「いい夏休み」作品である。

俺もこんな風に家族と過ごしていたら・・まあ、無理か?うらやましい限り。


●●

佃らゲストの男優陣と公子先生らと6人で近くのレストランで呑む。メチャ上手い店。魚も肉もたらふくご馳走になる、ご馳走様。


久しぶりの勉や庄之助らと、スタニスラフスキーの演技の話から老人介護のはなし、でもって老人の性衝動と話は飛びまくる。佃の「ぬけがらU」はアリだな・・・・・・。

12時過ぎまで・・・・全員盛り上がりっぱなし。で、伊澤の車で栄のホテルまで送ってもらう。


車の中で北村君の話やら、名古屋の演劇状況のあれこれなど。

七つ寺共同スタジオの落し『夢の肉弾三勇士』公演以来「30年以上」の名古屋の小劇場との付き合い、お互い年をとったもんだ。


でも、不思議と伊澤勉とは今回が初めての共演!である。


といっても、会った途端、俺はヤツに殺されるんだけど・・・・・。オマケに俺を蹴飛ばしやがる、ふざけんなである。

いやはや、「俺に殺される」と思ったそうである。血気盛んな「昔の俺」を見てるからなあ、コイツラ・・・・。


●●

BSでイッセー緒形の一人芝居を見る。メチャクチャこいつ醒めていて上手い。

でも、やっぱり「一人芝居」って面白くねえな・・・・・。だからテメエ何なんだ?にどうしてもなっちゃう・・・・。

それでも2時過ぎまで何故か見ていたんだからコイツは凄いんだろうな。見終わって、またビール。

 


今日はハード・デイ。

忙しい日である。お昼過ぎ、『オールド・バンチ』の制作打ち合わせ。これからの[中高年と高齢者演劇]プロジェクトを制作会社のネルケプランニングにサポートしてもらうことになった、嬉しい限り。

プロデューサーの旧知の岡島くんと米山と3人で『オールド・バンチ』の全体的な制作スケジュールの調整。稽古場のこと、荒木さんの写真撮影のことやら、ポスターのこと。

でもって、台本のこと、セットの事、スタッフのこと。などなど。

ホント、イロイロあるなあ。

とりあえず、写真撮影のことは決めたし稽古場は予算の都合でやっぱり早稲田でしか出来ないし・・・・とか。

で、ピアノはどうする?これまた、予算、予算!ああ、それにしてもカネがない!

チケット売るしかない・・。チケット代はスズナリだが4500円とする、高い。で、学生・シルバー料金を3000〜3500円に設定する事に。

で、公演はマチネ3時公演をメインにして1日1回公演。楽の前の日のみ2回公演の9ステージとする。それでも9ステージじゃあ、予算が・・・・・。

後は全員で知恵を出し合う事に!

※只今、熱烈に!この前代未聞の企画のキトクな「スポンサー」を探しています。宜しくお願いします。

あれ、アフタートークの話忘れてた・・・・。このメンバーだぜ、芝居だけじゃもったいない・・・でも体力が・・・・。

で、4時のピーストレインの公演があるので、地下鉄南北線に乗って四谷へ。非戦ユニット「ピーストレイン」のリーディング公演、今回で11回目。本当に申し訳ないがこれまで1回も見る機会がなかった。

 

赤坂迎賓館を横目に、閑静な高級住宅地の一角にある上品な小空間   
「コア石響」で、『いまや沈黙は裏切りである』と題して1日限りの上演。

楽塾の3人が2002年6月以来、たゆまぬあゆみでやってきたステキな朗読劇を見る。
 
  
  第1部   赤犬     台本:堀之内啓太

  


  第2部   憲法を変える???!!!


  第3部   こえ


   「詩人会議2000年増刊号」


   「証言CD『ヒロシマ ナガサキ私たちは忘れない』」

 
  出演:川本かずこ 二階堂まり めぐろあや 

      斉藤由利子(ギター)


  照明:陽悦
  音響:新倉恒章

お疲れ様でした。去年の研究生の啓太が書いたホンには、少しというか大いに異論はあるが・・・・

判りにくいし,何が言いたいのか・・・・・お前が「決めて」から書けよ。

でも、この「機会」を貰った事を大事にしないとな。

面白かった、というのは言い方が変。非戦の思いを、ちゃんと「大人」が次の「大人」に伝える為の行為。次の「大人」なんだよ、啓太。

この当たり前の「大人」の行為に私はカンドーしただけである。今度何か出来たら手伝わさせて下さい。

 

HARUさんがビデオを撮っていた。帰りぎわに珠水さんのCD4枚貸してもらう、ありがとう。

●●

 

四谷で讃岐うどんのチェーン店で夕ご飯。映画「UDON」見るか?

で、南北線で再び早稲田へUターン。大隈記念タワー三階会議室。

 

コレで4日目のセルゲイさんの講演会。「後期スタニスラフスキー・システムについて」を聞く、といっても超満員で中には入れず、入り口に横で聞くだけ。

早稲田大学の演劇博物館と演出者協会の共催。

セルゲイさん超満員札止めの観客を前にしてノリまくっていた。いい感じでラストステージである。よかった、ほんとうにお疲れ様である。

 

今日はいつもの、減らず口は書かない。ワークショップの受講生全員が昨日の打ち上げから、今夜も続けて打ち上げをやっている。

これから、その呑み会の3次会に合流する予定?30人あまりの若者達が2日間続けてコーフンしながら飲めるというのはいいワークショップだった!のである。

村井さんも楽しそうに付き合っている、演出者協会の佐々木君らも。

 

ソリャそうだ、プレのワークショップから1ヶ月半近くロシア演劇三昧の日々だったのである。考えてみるといわゆる現代演劇の演技の基礎とやらとみなさん格闘してらっしゃったんだ・・・・。

 

●●●

 

そういえば、わかぎえふさんから在外研修のことで相談があった。知り合いの演出家がロンドンに留学したいとのこと。

うちもそろそろ誰か海外に行きたいと、言ってきて欲しいものだ。

カワイイ子供には旅させろ!である。

それじゃ、馬場の駅前にいって、まだ呑んでいる若い奴らに海外留学をけしかけるとするか!!  

●●●

というわけで今日も朝まで・・・・・。村井さん,1ヶ月半本当にお疲れ様でした、少しは休んでくださいね。

お互い年なんだから。俺に言われる事無いか・・・・。

 

それにしても、長ーい付き合いですね。こんなに長く芝居と付き合うなんて思ってもいなかったが・・・・・。

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明日から早稲田で『狂人教育』本格稽古イン。

北京公演チームの「通し」からやることにした。さあ、大変だ。

『狂人教育』只今前売り券絶賛発売中です。早めに予約下さい!!!

顰蹙――難しい字だ。

「ひんしゅく」と読む。

今日はロシアの演出家セルゲイのワークショップの最終日。

お昼過ぎ、演出者協会の事務所もある西新宿の芸能花伝舎(旧淀橋小学校校舎)へ。

発表会だと思い予定をあけて出かけていくと、すでに終わっていた。昨日であったそうな。授業が1時からとのこと・・・・。

あれ、小熊ヒデシくんがいる。花伝舎ではいろんなワークショップをやっているんだが今日は芸団協主催の制作のワークショップでわざわざ名古屋から、あんたエライ。

セルゲイさんのワークショップは新国立劇場演劇研修所(幼稚園の校舎)の教室を使ってやっている。いい稽古場である。

何故か、事務室に神棚がある。ふーん、演劇の神様がいるんだここにも?

今日は「シーン・スタディ」。『かもめ』のドールン先生とポリーナのシーン。3時間あまりじっくり見る。

セルゲイさんのダメダシはわかる!だからこそ、日本の役者たちの根源的なところでの「ダメさ」加減にイラツク。

私はトリゴーリンを20年前にメチャクチャにやったことがある、だから、なおさら、チェーホフのテキストを身体を使って「物語」れない、いまの役者達にイラツクのかもしれない・・・・。

ごめんね!

 

2週間、いわゆる「スタニスラフスキー・システム」の実践を『かもめ』のテキストをつかって30人余の日本の若い演劇人たちが真摯に格闘してきたのである。

本当に皆さん、お疲れ様でしたである。

「役」を作る原点をみんな、それなりに獲得した。が、目の前に「起こっている事件」に対してはどうも・・・・・、といった最終授業?であった。

そのあと、「絵」をみながら、その絵の中にいかに演劇的「葛藤」があるかを探る授業はおもしろい。「葛藤」、コレがスタニスラフスキー・システムのキーワードだ。

6時過ぎ、協会の福田善之理事長の〆のことば、と今回のワークショップの「認証証」授与のセレモ二ーの前に、私の乾杯のことば。

これが、まずかった。

例によって、ロシア演劇の歴史と、歌舞伎というわが国の芸能とアジアの演劇と、そもそも演劇の「教育」というヤツの権威性についてつい、ぺらぺらしゃべりだし、おまけに、あろうことか、スタニスラフスキーやチェーホフなんて馬鹿!をどう使おうとイイのだと暴言。

でもって、ロシア演劇は暗いなど?とギャグのつもりだがギャグにならなくて(当たり前だ!)ほとんど顰蹙状態となる。

場の空気が読めないんだな、俺は場の空気を変えたい!危険にしたい!というエネルギーの方が先に出ちゃう!

ごめんなさいね、皆さん。

ヤバイ!ということで村井さんの勧めで乾杯となる。

 

ライターの高野しのぶさん(ご苦労様です。)やモスクワでお世話になった野崎さんといったみんなとその後しゃべるも、私の根底にある「西洋演劇」に対する抜き差しならない「何か=多分、根拠の無いひねくれた悪意、」?を実感した日となる。

職業化された役者の為のメソッドとしてのスタニスラフスキー・システム。俳優教育?

プロなんだけどアーティストとは永遠に偉大なるアマチュアでなければならないし、アルチザンとしては「見世物」としての「技術=ツール」は必要・・・・ウーン。

●●

という訳で、酔ってタクシーで帰宅。 日本酒を飲みすぎた、本当に酒に弱くなったな。しのぶさんや周りの人になんか酔って、絡んだんじゃ?ないかな・・・・・と反省!!。

水がぶのみして、酒を抜く。

まだ10本若手演出家コンクールのビデオ審査が残っている。

でも酔って審査はまずい。で、今夜のDVD『関東無宿』(鈴木清順監督作品)   

まさにコレこそ、スタイリッシュな映画。小林旭がすごい。清順美学の原点である。

●●

でもってそのあと、『紅の拳銃』(牛原陽一監督 赤木圭一郎主演)を見る。これまた凄い!そうか、コレがトニーの遺作か!

というわけで、朝まで。つまり今日はオールナイト上映であった。

で、明日はピーストレインのリーディングだ!!

夕方6:30のJALで札幌行き。

「ハイ・ライフ」の札幌公演以来一年半ぶり。七緒とのコンビで50才以上の大人のため「セカンドライフのための演劇講座」。


参加者は73才を最年長に50代から60代の人々に加えて、札幌の演出家4人の15人。

テキストはシェイクスピアの「夏の夜の夢」松岡和子訳。

札幌教育文化会館で明日8日から12日までの5日間、お昼12時すぎから5時まで…。


宿舎は大通り公園横のKホテル。

和田さんもやって来る。

札幌の若手演出家の北川、清水君らと打ち合わせ。

今日から札幌にワークショップにきています。

ホテルにパソコンが無いので、日記はしばし休みかな・・・?。

**札幌にて***

8月7日〜12日の5日間お昼過ぎから夕方まで札幌教育文化会館で50歳以上の演劇ワークショップ開催中。

 

ふらり、と皆さん「遊び」に来て下さい。待ってます。

「書くことは速度でしかなかった 追い抜かれたものだけが紙の上に存在した 

読むことは悔誤でしかなかった 王国はまだまだ遠いのだ

今日の世界は演劇によって再現できるか

今日の演劇は世界によって再現できるか

今日の再現は世界によって演劇できるか」 

                (寺山修司「事物のフォークロア」)

歴史なんて所詮作詞化された世界に過ぎないのだ。

私自身の死すら言語化されてしまう喜劇のさなかで、私達は苛立ちながらも未視の集団を追い求めて長い旅をしているのかもしれない。

久しぶりに、お昼過ぎにおきインスタントラーメンでも食おうかと思ったら全て賞味期限切れ、仕方なくソーメンゆで、パックのカレーを温めてカレーソーメン。

カルメン・マキ、ソウルフラワーユニオンのCD「ロロサエ・モナムール」「極東戦線異状なし」でもってイースタン・ユース「其処から何が見えるか」「街はふるさと」そして、美空ひばり、山口百恵、ベラルーシ・ロック、バルトーク、ピアソラ、トム・ウエイツとメチャクチャな選曲で聞きながら谷川俊太郎詩集、吉本隆明詩集ジョルジュ・バタイユの『エロスの涙』ざけんなよ、でシェイクスピア『夏の夜の夢』を斜め走り読んでいる。

8月8日~12日札幌での55歳以上の演劇ワークショップのシーン作りのための・・・・・。

♪たて 飢えたるものよ いまぞ日は近し

醒めよ 我がハラカラ      イザたたかわん、イザ奮い立てイザ

ああ、インターナショナルの祭りです!

♪ちらばって 歌(芝居)は自由を目指す!

混ざり合って 歌(芝居)は自由を目指す!  

せめぎあって 、響きあって、手を取り合って、傷つきあって、

歌(芝居)は自由を目指す!

2年前の12月に死んだ母親のお盆の墓参りに息子と一緒に15日行く事を決める。

タツマは今コウズシマで内装の仕事で出張中。『無頼漢』も見れなかった。そういえば半年以上会ってねえな馬鹿息子に・・・・。

いつの間にか夕方。

ベニサンのバラシも終わったとのこと。

ほんとに皆さんお疲れ様でした。多くのご来場ありがとうございました。

今度は10月再びの、ベニサンピットで『狂人教育』です。

三年ぶりの東京公演、7日から音楽稽古が始まります。

劇団員にはたった、1週間のお休みである。

♪何がどうなってんだろう?・・・見えぬ眼でにらむ、何がどうなってんだろう?もつれながらも走るだけ・・・・・・。

で、もって今夜も若手演出家コンクールのビデオ審査というわけである。

楽しかったー。又、やるゼ。

来年は、小劇場の曲者達とできれば歌舞伎の連中で歌舞伎『夏祭浪花鑑』『東海道四谷怪談』か井上ひさし氏の傑作『天保12年のシェイクスピア』あたりをぐちゃぐちゃにして大スペクタクル活劇を観世榮夫演出でやりたいと夢想している。もちろん私は役者と「演出補」でつこうと思っている。

ついに『無頼漢』千秋楽である。明日で23ステージ完走である。

1ヶ月、ベニサンピットで稽古して三週間あまり本番をやるという経験は私達にとって初めての経験であった。

38年も芝居をやっていながら、1つの劇場で23ステージが初めてというのも情けない話だな・・・・・。

私達のようにビンボーアングラ劇団にとってベニサンピットはサイコーの創造現場であった。

ここで、様々な実験をやることが出来た。役者達からすれば「2時間まるで休みなし」「全員、早替え以外の休みなし」の芝居に2ヶ月どっぷり、体力との戦いの場であったかもしれないが・・・。

とにかく「日常」のように、なりながら、でも「日常」にしちゃダメだろう!という日々を集団で闘った。

毎日稽古し、毎日変えながら集団=作品を作り上げていった!楽しかった。

久しぶりに、ホントーにいいカンパニーであった。

初めての池下、深山といった若い奴らは日々進化していったし、久しぶりの源太朗も奈佐もチームリーダーとして若い奴らを引っ張ってくれた。

現代の歌舞伎役者、沖田乱、さとうこうじ、ヒロシらものびのびとやってくれた。

元劇団員であった大谷や稲も・・・・・。もちろん、サボや上田や弘子といった劇団員達も!

「かぶくココロ」を持った無頼の群れと共に街のど真ん中で暴れる、そんな私の信念通りの作品が出来た!と思っている。

そしてこんな芝居は何処にもない。

 

「歌舞伎」って、多分こういう集団が生み出したに違いない。

いまだ、「無名」のエネルギーを、集団として持ちえた「仮構」の集団であった。でもって「かっこ」よかった。とにかく最高の「座組み」であった。

佃のテキストを軸にして、2ヶ月間でこだわりと美意識を持った役者=集団に成長したのである。

いつか、このチームでもう一度「歌舞伎」をやりたい。

今度は観世さんが南北をこのカンパニーで演出したいと言っている。

望むところだ!歌舞伎役者と小劇場の役者によるメチャクチャナ南北活劇!!??

宇崎さんが久しぶりに今日見てくれた。宇崎さんが「また、やりましょう!」といってくれた。半狂乱の歌祭りになってしまった。でも、喜んで頂けてよかったです!!

明日の14:00の回で終わり。まだ当日券もあります。

今日発売の週刊金曜日に高橋敏夫氏の劇評が載る。

最後の1行「斬っても斬っても沸いて出てくる敵を前に、宗俊と市之丞の交わす「死ぬなよ」という言葉が、なつかしくまた新鮮であった」

この言葉を読んで40年前を思い出していたところ、青山学院大学演劇部時代からの友人が芝居を見に来てくれた。

終演後、劇場前の蕎麦屋で一杯。お互い孫がいるというのに、何故か20歳の頃に舞い戻るから面白いもんだ。

2時間以上2人で飲んでいて急にBが死んだといわれて愕然とする。

学生運動時代のヒーローで実にカッコイイ二枚目であったが、去年死んだそうだ。

6人の妻達がいて,その葬式は実に楽しい光景であったそうな・・・・。Bらしい幸せな死に方=生き方である。うん、いいなあ!

67年、青山学院大学8号館バリケード闘争を戦い抜いた18人中何人かの友がすでに鬼籍に入っている。

生き残った連中のはなしとなる。

三遊亭楽太郎、夏目房之介、ねじめ正一、といった友人達も、今も最前線で自分のフィールドで自分なりのたたかいをやっていいる。

で、定年後に、もう一度、こいつらと一緒に何か出来ないものかと話す。

面白い事をもう一度!である。俺達、もう金儲けも名誉もドーでもいい、楽しく「街を生き返らせるための祭り」をしたい。

 

かつて、大学を真に自由空間に一瞬作りえたという幻想をどこかに未だに保有してたりして・・・・。ロマンチスト?

写真は水野屋敷の襖絵。妹尾河童氏も大絶賛、「王様美術」水谷雄司の力作である。初めて見た時は、テンションが上がったよ。この美術もあと2日で見納め。

やっと「私の回」でも満員の日々が続いている。嬉しい事である。
あと2日間3ステージで『無頼漢』の祭りも終わり。

そして、明日は隅田川の花火大会。道路規制などあるようですからお劇場には早めにお越し下さい。昼は観世で夜は私でございます。くれぐれもお間違いのなきよう。

アルコール依存症から帰還する確立は20%。その20%と闘う友、悪源太義平。

本番も残すところあと3日。

楽屋で横に座っている悪源太義平の事を思う。

悪源太とは40年の付き合いである。

千葉の東葛飾高校の後輩である。16歳、高校生時代から私がいろんなところに引き回し、数奇の人生を送ることになる。

状況劇場を経て「演劇団」の旗揚げに参加し、19歳で父親になりその後アングラ人生を30年以上続けている。

演劇団解散後、「悪源太組」というユニットを興し、流山児★事務所になってからもフリーで参加し、いまや劇団の顔といってもよい。

かれは極度のアルコール中毒患者であった。

 

なんせ、マチネとソワレの間にウィスキーのボトルを一本あけてしまう有様。

酒が切れると台詞が出てこないからと裏方の女の子に本番前に角瓶を買いに走らせることもしばしば・・・。

6年前『百舌鳥夕雲町歌声喫茶』の時、上からも下からも大量の血塊を吐き倒れ、あるまじき緊急降板

その後はしばらく強制入院させられていた。

その後3年は出演依頼を断っていた。

しかし悪源太にはどうしても芝居が必要だと いうことで『イエロー・フィーバー』に出演してもらう。

稽古中は一滴も呑んでいなかった。強固な意志で。

一滴呑めば元の木阿弥。それがアルコール中毒である。

我慢して我慢して、芝居が終わった後に呑んでしまったのだろう。その後再び入院生活を余儀なくされる・・・。

ここで地獄を見たらしい。こんな地獄で死にたくないと半年後、再び舞台に戻ってきた。そして現在、断酒2年目に突入中。

今回の舞台では、そんな彼に出ずっぱりの芝居をやらせている。

皆さん、お気づきでしょうか?

トップシーンのお祭り一揆の歌の最中。一番では全力で歌と踊りをし、間奏中にハケ、2番の間に着替えをし、歌終わりでその踊りを取り締まる取り方の役で登場しているのです。

その後、全ての殺陣シーンに参加し、何度も斬られて散っていきます。

アングラの何たるかをこの大先輩は後輩達に身をもって教えている。

いやいや、好きなだけなのでしょうが。

塩野谷は53歳、悪源太は54歳、私は58歳、本当に金にもならないのに舞台に立ちたい誰かに何かを伝えたいという「原点」を伝える隣の誰かさんにめぐまれている私は本当に幸せモノである。

 

未見の人は是非、悪源太義平というアングラの名優の生き様を見てください。あと4日で『無頼漢』の上演も終わりです。

最近の日常であるが、馬場のアパートから歩いて大久保のコズミックセンターにあるマッサージマシーンで100円入れてマッサージ、でもって血圧計でもって血圧を測る。下が100だったり97だったり77だったりする。脈拍も異常に多くて100以上あったりする。ま、そんなモンだろうと20分あまりの散歩とマッサージの日々。