流山児祥オフィシャルブログ『祥 MUST GO ON!』

公演情報
楽塾創立20周年記念公演
『すももももももモモのうち』


【作】佃典彦
【演出】流山児祥
【出演】
〈楽塾〉
いそちゆき 河内千春 川本かず子 桐原三枝 阪口美由紀 佐野眞一 関口有子 高野あっこ 辻洋子 内藤美津枝 二階堂まり 西川みち子 平山郁子 みかわななえ 村田泉 めぐろあや
〈流山児★事務所〉
流山児祥 柏倉太郎 山下直哉 森諒介 星美咲 橋口佳奈 竹本優希

【日程】
2017年5月3日(水・祝)〜6日(土)

【会場】座・高円寺2(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 3,500円ほか
3月3日(金)より発売

【お問合わせ】
流山児★事務所
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com


だいこん・珍奇なゴドー
だいこん・珍奇なゴドー



【作】戌井昭人
【演出】流山児祥
【音楽】栗木健
【振付】北村真実
【出演】
塩野谷正幸、佃典彦、伊藤弘子、月船さらら、山崎薫、栗原茂、谷宗和、大久保鷹、土井通肇
佐藤華子、里美和彦、冨澤力、柏倉太郎、平野直美、星美咲、橋口佳奈
演奏/栗木健、諏訪創

【日程】
2017年3月15日(水)〜22日(水)

【会場】ザ・スズナリ(東京都)

【チケット】
指定席(一般) 4,000円

公演詳細はこちら
流山児★事務所
2017年度新人募集
《二次募集》
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)
応募〆切:2017年4月5日(水)必着

【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
審査日:2017年4月8日(土)午前
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
CD/DVDを買う
続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜 DVD

続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜 DVD
「続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜」「続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜」DVD発売中!
その他公演パンフレットなど
 ≫詳しくはこちら

「ユーリンタウン2011」絶賛の激評が様々なところから・・・うれしい限りである。
17(月)久々の休日、休演日である。
役者たちはゆっくり、じっくり喉と身体のメンテナンスをやってほしいもんだ。

わたしはお昼過ぎからSpace早稲田で2012年2月スズナリで上演予定の『田園に死す2012』のオーディション。早稲田で演出家の天野天街(少年王者舘)と1日中60人以上の俳優と・・・・・ヘロヘロになる。男優6人、女優4人を選ぶ。新鮮なキャスティング?になる。スズナリの舞台に40人近い役者が飛び跳ねる《テラヤマ見世物オペラ》の名作が装いも新たに下北沢に帰ってくる。乞う、ご期待!!

オーディションを終えて、リナ、マナミ、木暮、米山、アマノとお疲れ様会。安い焼肉屋で学割セット。ひさしぶりにマッコリ。そういえば、オーディション中、Space早稲田演劇フェスティバルへの参加申し込みの問い合わせもあった。久しぶりの稽古場。やっぱり、稽古場にいるのが俺には一番だと思う昨日今日。つまり、わたしには「休み」はないのである。
・・・・・
曇り空のトーキョー。別所さんはいつものようにJ−WAVE。
私は午前中は演出者協会の国際部の部会。わたしは、来年度予定しているインドネシアの演劇人との交流企画の担当なのだ。

4日目!是非、ふらりと高円寺にご来場ください。
・・・・・・
「ユーリンタウン2011」様々なる「劇評」が。
CORICHには以下の様な感想が寄せられていた。
・・・・・・
アングラ風味を加えたミュージカル!☆☆☆☆
2009年は初めてのミュージカルということで挑戦者らしい初々しさと、それでいて圧倒的なパワフルさが魅力だったけど、今回の舞台では歌唱や踊りのレベルが格段に上がり、ミュージカルとしての完成度が高まっていた。そこへ「革命」を強調することで、初演時と違って流山児★事務所らしいアングラの匂いが加味されているように感じる。ラストについては、福島原発事故のことを考えると、2年前には無かった複雑な想いが残った。(トチロー)


ミュージカル?☆☆☆☆
前説でミュージカルとしての一体感を煽るような流れを作っていながら、作中では度々逆に作品に入り込むことを阻害するようなセリフがあって、どんなスタンスで見ていいのか若干とまどい気味でした。最後まで見るとその理由も何となくは納得できたのですが。ミュージカルというよりは「歌芝居」という言葉の方がしっくりする感じの作品でした。いろいろな意味で。

様々な曲想の歌が一作品の中に出てくるのは、日本人にとってはそれほどの違和感を感じないけど、アメリカみたいに様々なクラスが存在して文化的な背景もそれぞれ違っている国の人にとってはそれだけでも刺激的なのかもしれないとちょっと思いました。原発事故を体験した後の日本人にとってはラストのメッセージはもっと切実に響く・・と思うのだけどどうだろうか。(以下略:としひこ)
続々と「ユーリンタウン2011」の劇評。

別所哲也主演!ミュージカル界の問題作『ユーリンタウン』 2年ぶりに再演!!
舞台は2幕構成で1幕が80分。10分の休憩を挟み、2幕が75分の合計2時間45分ほどとなっている。地球温暖化による水資源の枯渇。人類存続の危機をも利用して、更なる金儲けを企む貧欲な大資本など社会性あふれるテーマの作品だが、コミカルに創られているので、気負わずに楽しめる。

主演の別所哲也はアンチヒーローである警官ロックストックを好演。その姿は、観ていて清々しい。また、劇中ではラップも披露している。音楽監督・荻野清子の生伴奏にあわせて総勢44人によるダンス&ナンバーは、とても厚みがあり場内が揺れるほど。

この臨場感=小劇場ミュージカルの力を全身で感じることができるのも、本公演の醍醐味だ。チケットも低価格なので、この機会にぜひ劇場まで足を運んでいただきたい。(演劇ライフ10月15日 演劇ニュース)
続々と絶賛の劇評が各紙、WEBに掲載されています。
・・・・・・・・
ぴあに「劇評」が掲載されました。チケットぴあニュース10月17日

別所哲也が“悪”を好演! あの型破りミュージカルが再び開幕!

台本・坂手洋二、演出・流山児祥により2009年に上演された、ブロードウェイミュージカル『ユーリンタウン』。座・高円寺1のこけら落としとして上演され、紀伊國屋演劇賞団体賞に輝くなど、その年の演劇界で一際大きな注目を集めることとなった。そんな『ユーリンタウン』の再演が早くも決定。キャストも新たに、10月14日、同じく座・高円寺1にて初日の幕を開けた。

世界的な水不足のため、節水を余儀なくされた近未来のある街。用を足すためには公衆トイレを使用せねばならず、しかも有料であるため、貧民街で暮らす人々にとってはたまったものではない。“立ちション”をしたならば、警官のロックストック(別所哲也)らによって即逮捕。恐怖の「ユーリンタウン」へと連行されてしまう。そんな中、すべてのトイレを管理しているUGC社の社長クラッドウェル(塩野谷正幸)が、トイレ使用料の値上げを断行。それに反発したトイレ管理人助手のボビー(今村洋一)は、貧民街の人々とともに革命ののろしを上げる。

きらびやかで美しい、誰もが幸せに満ちた世界。そんなミュージカルを『ユーリンタウン』に期待して行くと、観客は大きく裏切られることになる。まずタイトルは直訳で「小便の街」。開始早々にハッピーエンドではないことが告げられ、ミュージカルなのに歌えなかったと登場人物が愚痴り出す。何ともミュージカルらしからぬミュージカルな のだが、その猥雑で、底知れぬ熱量を秘めた群衆たちがハーモニーを奏でた瞬間、全身に鳥肌が立ち、観客は一気にこの世界に引き込まれてしまうのである。

ロックストック役の別所は、これまでにない魅力的な“悪”を好演。狂言回しとして観客へのアピールもたっぷりと、劇場を大いに盛り上げた。警官バレル役の清水宏は、飄々とした演技で作品にリズム感を与える。前作から引き続きの参加となる塩野谷は、さすがの存在感。コミカルさに狂気を同居させ、資本側のいやらしさと苦悩を体現した。また舞台下手に配された生バンドの効果は絶大。三谷幸喜作品の常連でもある萩野清子が音楽監督を務め、4ピースとは思えないほどのエネルギッシュな演奏で魅せた。

前出の通り、本作にハッピーエンドは用意されていない。群衆たちは高い理想を掲げ、革命を成功させるが、現実はそううまくいかないのだ。しかしその失敗から学ぶか、学ばないか。どちらを選択すべきなのか、観る者に痛烈に訴えるラストが印象的だった。

公演は同劇場にて10月30日(日)まで上演。チケットは発売中。

(取材・文):野上瑠美子

で、「シアターガイド・オンライン」にもニュースが。
凄い!こんなに早く「新聞劇評」が出た!それも、東京スポーツWEBに!コイツは秋から縁起がいい。

ミュージカル「ユーリンタウン」とヒロイン役・関谷春子に注目!2011年10月17日 東京スポーツWEB

話題のミュージカル「ユーリンタウン」(10月14〜30日、東京・杉並区の座・高円寺)が「連日満員」の人気を呼んでいる。オフ・ブロードウェイで大ヒットして2001年にブロードウェイに進出し、02年トニー賞3部門(脚本、楽曲、演出)を受賞したミュージカルの名作で、日本版は坂手洋二の台本で、流山児祥が演出。09年に流山児★事務所創設25周年記念公演としてロングランされた。今回半分のメンバーが入れ替わり、2年ぶりの再演となった。

 ユーリンタウンを直訳すると「ションベン・タウン」。近未来、干ばつが地球を襲い、節水のため市民は有料公衆トイレの使用が義務付けられていた。違反すると逮捕され「ユーリンタウン」に送られる。そうしたなか、有料公衆トイレを経営するUGC社の横暴な使用料値上げに、ホームレスたちの不満が爆発。「ションベンをする自由」を求めて「ションベン革命」がボッ発するという物語。主演の悪徳警官ロックストック役に今回新たに別所哲也を迎え、ヒロインのホープに関谷春子、有料公衆トイレ管理人ペニーに伊藤弘子、ホープと恋に落ちるが、父親(大久保鷹)をユーリンタウンに送られ、ションベン革命の先頭に立つ若者ボビーに今村洋一などのキャスト。

 留置場の監房のような公衆トイレのセットが組まれた舞台で、40人を超すキャストが舞台狭しと走り回り、踊って歌いまくるパワフルでスピーディな展開に圧倒される。なかでも、汚れた扮装のホームレスたちの中で掃き溜めにツルといった感じで純白のドレス姿で登場するヒロインのホープ役・関谷は、透明感のある圧倒的な歌唱力とパワフルな演技でドラマを引っ張っていき、本格的なミュージカル女優の登場と注目されている。

「ションベン」だの「革命」だの挑発的な言葉が飛び交い、オフ・ブロードウェィと日本の小劇場演劇の持つ鋭い風刺や反権力が合体した異色のミュージカルになっている。開演前に出演者たちが客席を盛り上げたり、別所がところどころで物語の先をほのめかしたりして観客を誘導する狂言回しもいい。音楽監督の荻野清子が自らピアノを担当するバンドの演奏も軽快で、最後まであきずに楽しめる。(東京スポーツWEB 雑記帳: 阪本良)
「ユーリンタウン2011」予想を超える反響で、3日連続の満員熱狂の舞台が続いている。
「初日」は疲労の極致でのステージであったが、2日目は休演日前のふんばり、きっちり全員が緊張感あふれる(もちろん楽しいショーを目指して)いい芝居。演出的にも大胆に何か所か今日、変え、より「シンプル」なものに。「初日」に比べてると物凄い違い、「初演」に比べると・・・・である。
それにしても圧倒的な好評である。様々な人から絶賛の声。うれしい限りである。

その1、坂手洋二の感想。
「館長不在のプレビュー。前田さんの振付、大野さんの衣裳参加などにより、パワーアップ、というか、ミュージカルらしくなった。初演の「天国席」「地獄席」九十度違いの段差客席プランは私のアイデアで、搬入口も使うし、客席の下から俳優たちがなだれ込んでくるものだった。今回は「通常客席」使用により舞台が広くなり、そのぶんしっかりとミュージカルらしい動きが増えた。初演の猥雑さは若干消えたかも知れないが、やりやすい手の内でなく、チームの成長を視座に入れた流山児氏の方針は納得できる。前へ、前へ、なのだ。別所ロクスッポは大柄さ、チャーミングさで攻めてきた、なるほど。それにしても、自分で書いておいて何だが、やりたい放題の日本語版台本である。……かつてこの演目は座高円寺のこけら落とし公演だった。憐さん、流山児氏とこうして仕事の上で交叉できたことは、ほんとうに、私にとっては大切で、ありがたいことだ。」(ブログ オブ サカテ)

その2、敬愛する戦友:北村想からのエール。
「「たとえアメリカ合衆国が滅んでも、ブロードウェイは残る」とは、誰のコトバだったか忘れたが、流山児んところの『ユーリンタウン』は(心身の都合で観に行けないのだが)、さまざまな評論家諸氏が高い評価をくだすのはマチガイのナイことだと予想している。たぶん、それぞれ諸兄の評価は同様のところに集中するだろうが、私は、観もしないで、『ユーリンタウン』の評価をしてみる。
この演劇の主題や矛先が、いまの世界各国の「格差」デモにみられる、僅か数%の富める者へのルサンチマンが、もはや目にみえるカタチになって、世界各地に突出してきたことと呼応しているのは、時代という奇跡の成せるワザだ。表向きにはそれで充分だ。彼らが「これがオレタチのブロードウェイミュージカルだ!」というのは、ブロードウェイに対する挑発でも憧憬でも咆哮でもナイ。むしろ、私はそれをyellと受け止めたい。エールはこだまする。反響して自らに還る。畢竟、演劇の辿り着くところは「エール(yell)」に尽きる。ブロードウェイという巨大な山脈が、どんな谺を返礼とするのか、それは見当もつかないが、そのエールが、音(波)の重なりとなって、この、いまの、世間に届くことを祈る。(北村想のネオ・ポピュリズム)

「1%の富裕層ではなく99%のための民主主義を」世界各地で15日に起きた格差是正を求めるデモは、82カ国・地域の951カ所に上った。反格差運動の発火点となった欧州や米国だけでなく、アジアや中東でもデモや集会があった。「ユーリンタウン2011」はそんな芝居である。誰かがいみじくも言ってくれた、「レ・ミゼラブル」の初演の熱気を超える熱気だ・・・と。
・・・・・・・・
終演後、来年一緒に仕事する劇団桟敷童子の東憲司くん、塩野谷正幸と一緒に夕飯。塩野谷と『トンマッコルにようこそ』流山児★事務所に6月新作『さらば、豚・・・』を書き下す。

で、夜は楽塾の稽古。久しぶりの稽古場。自主稽古、面白くなっている。ちょっと遊ぶ。11月13日の発表会を目指して・・・・。ぐわんばれ。宿題2つ目。
・・・・・
いい天気。本日:休演日。
演出家の天野天街(少年王者舘)と一緒に2012年2月スズナリ公演『田園に死す』のキャスティング・オーディション。お昼過ぎから夜遅くまで。これまた、多数の参加者との面接・オーディション。
「ユーリンタウン2011」初日である。雨も上がり、昨日のプレビューに続いて「満員」の座・高円寺。昨日の最高の状態でのプレビュー公演に比べて、さすがに連日の稽古で疲労のピーク、集中力にかけるシーンも。それでも、お客さんが助けてくれる、まさに、芝居は役者とお客さんの間に生まれるイキモノである。そして、芝居とは「関係への《集団》の集中力」である。

楽屋で初日乾杯。乾杯の音頭は「ユーリンタウン」の翻訳家でブロードウエイの交渉もやってくれている今回の企画者でもある吉原豊司氏に。にぎやかな宴となる。VancouverのARTS club劇場の芸術監督のビル・ミラードご夫妻が観に来てくれた。『狂人教育』以来、小林七緒が在外研修でお世話になっている。今度は阿萬由美もお世話になる予定。カナダ演劇界との国際交流の今後について、初台の吉原邸で打合せとなった。吉原さんは40年以上カナダにいたがこれからは東京をフランチャイズにカナダ演劇・アメリカ演劇の交流を進めていくらしい。盟友の貝山さんも一緒に吉原邸でご馳走になる。近くの新国立劇場を見学、ビルご夫妻はほろ酔い加減で京王プラザまで帰宅、明日は帰国。来年カナダでの再会を約す。
・・・・・・・・・・・・・・・
江森さんのWEB劇評「演劇袋」に「劇評」が。
「2009年に上演され、高い評価を受け、紀伊国屋演劇賞を受賞した作品だ。出演者はその評価が励みになって自信を深めたのだろう、この再演はさらに洗練され、凝集度を深めた舞台になった。「ユーリータウン」は訳せば「ションベン街」・・・、地球をおびやかす水不足のためトイレの水を公衆便所にしか使用を許さないことになり、それを悪用してトイレを有料にして官憲とグルになってあくどく儲ける業者・・立ちションベンや野糞は厳しく取り締まられユーリータウンに送られる。ユーリータウンとは謎の場所で、ここでは明かさないことにする。

ゼニのない貧乏人やホームレスは毎日死ぬ苦しみだ・・。そこへ正義に目覚めた青年とそれに共感した悪徳業者の1人娘が愛し合い、貧乏人を「救うべく「ションベン革命」の旗を揚げ、革命運動にのりだした・・。

 このミュージカルの面白さは、頻出する”愛”とか”革命”とかの固い言葉が、ダンスや歌の凝集された悦楽のなかに溶け込むとそういう言葉が輝くのだ・・。今回はミュージカルの大物である別所哲也を迎えて、さらに厚みを増したキャストの中で、一枚も2枚も皮がむけて演技が深まり、迫力が増したのが流山児★事務所の2枚看板、塩野谷正幸と伊藤弘子、それにおどろくほど自由闊達な坂井香奈美、彼らの、とくに伊藤の歌唱力はミュージカルのパターンを超えた優れて演劇的な訴求力をもつ・・。それとオーデシションで選ばれた正義の青年を演じた今村洋一の歌の明確で透明感がある歌と台詞の声が素晴らしい・・。革命は青年の犠牲が稔って成就したかに見えたが、地球全体を覆った水不足・旱魃で人間は死んでゆく・・。

この舞台での要所要所での客のノリがいい、新自由主義や格差社会や世界恐慌の不安に襲われている今の社会が、このミュージカルのリアリテイに共振しているのだ・・。社会不安への抗議と、資本主義の必死の延命・・そのストラッグルのアクチュアリテイ・・。今年度ナンバー・ワン、流山児演出でもベスト3に入る舞台だろう。素晴らしい初日だった・・。」

ハードな1日。
「ユーリンタウン」13時から公開舞台稽古。ほぼ完全に出来上がった。初演を超える迫力と実力。ミュージカル、それも流山児★事務所でなければできない文字通りパワフルでエネルギーあふれる作品に。観に来てくれた高野さんにべた褒めされる。うれしい限り。知り合いのカメラマンや記者からも同様のコメント。

ダメ出し。

19時から本番同様のプレビュー。ほぼ満席。清水宏の実にショーマンシップ溢れるナビゲーターぶりで観客がすっかりリラックス。今回ほど小劇場とミュージカルの幸せな出会いを実感している。歌ナンバーの後の拍手。ま、拍手待ちなど全くしないで、ぐいぐい行く。2時間40分、カーテンコールまで突っ走ります。終演後、ダブルのカーテンコールなど出来ない。なんてったって、閉館時間が22時。
つまり終演後、20分しかないのである。江森さん、裕作さん、要さん、円融寺の副住職夫妻といったみなさんに挨拶。高円寺の熱い日々が始まった。
・・・・・
日本テレビ朝5時半〜8時ズームインサタデー。日刊スポーツ、中日スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツ・ニッポンなどスポーツ4紙で早くも「短評」が「掲載」されている。

◎「大資本に反旗、別所ミュージカル、「ユーリンタウン」低価格上演!」
「別所哲也が主演するブロードウエイ・ミュージカル「ユーリンタウン」が14日座・高円寺1で幕を開けた。金儲けを企む大資本に反旗を翻すホームレスたちの姿を描く異色ミュージカルで09年のに座・高円寺のこけらおとし公演で初演されたときは5000円以下という低価格設定もあって満員が続いた。初めてブロードウエーで見たときの衝撃が忘れられないという別所は「絶対に共有したい物語。今までのすべてをぶつけて体当たりで演じたい」と語っている。」(日刊スポーツ)

◎「別所「体当たり」で挑む!」
「2002年トニー賞主要3部門を受賞した人気ブロードウエイ・ミュージカルで、地球温暖化で水資源が枯渇し展開される群集劇。」(中日スポーツ)
・・・・・・・・・・・
高野しのぶさんが号外メールを出してくれた。感謝。

『ユーリンタウン』とは日本語に直訳すると「おしっこの町」。深刻な水不足のため公衆便所が 有料化され、お金を払わずに排泄した者は厳しく罰せられるという、ちょっと変わった設定のお話です。また、語り部が「このミュージカルは…」と観客に話しかけたり、これから起こる事件の結末を先にしゃべってしまう驚きの展開もあります。

そんな一筋縄ではいかない、クセのある海外ミュージカルですが、遊び心があるオリジナルの日本語台本・訳詞のおかげで言葉が面白い上に、作品の狙いがとてもわかりやすくなっています。

一番の見どころは40余名の大迫力のアンサンブルでしょう!見事な振付の群舞とステージングで、客席を含む空間全体が一気に『ユーリンタウン』の世界に染め上げられます。特に体制側と民衆側の人々の対立場面は、目が離せない見せ場の連続!  

原発事故による放射能汚染の実態がやっと明らかになってきた今、最後のメッセージは初演時よりも鋭く、重く胸に届きました。ミュージカルが好きな人にも、そうでない人にもお薦めしたい、生演奏ありの超〜贅沢な“社会派”ミュージカルです。 2002年に日生劇場で主役のボビーを演じた別所哲也さんは、警官役でほぼ出ずっぱりです。おなじく警官役の清水宏さんがアンサンブルの皆さんと一緒に開演前から盛り上げてくれます。300席以下の小空間で、役者さんは観客にどんどん話しかけて来ますから、ぜひ積極的に楽しむ気持ちで、ノリノリで、劇場に入ってください♪

初演は1ヵ月のロングラン公演でしたが、今回は20ステージのみ。一般4,800円はお得すぎる!ご家族、お友達、恋人を誘ってぜひ高円寺へ!(高野しのぶ)


・・・・・・・・
「ユーリンタウン2011」本日15(土)19時初日の幕が開く!!座・高円寺でお待ちしています。
あいにくの空模様ですが是非ご来場ください!!雨を吹き飛ばす、熱気の舞台が待ってます。

「ユーリンタウン2011」2幕場当たり、明かり合わせ中に劇場スタッフから斉藤憐館長の死去の報。
愕然とする。9月に入って、調子が悪いとは佐伯さんから聞いていて、そのうちお見舞いに行こうと思っていたのだが、こんなに悪い・・・とは思ってもいなかった。
「ユーリンタウン」は当初、座・高円寺の杮落しミュージカルという事で、憐さんがキャスティングや台本を坂手君にといったことで何度か憐さんの家で打ち合わせしたことがある。憐さんの作ってくれたパスタを頂きながら、目の前でいろんなスター?さんに直接電話する姿に驚かされたものだ。憐さんとは本当にながーい付き合いである。青山学院劇研時代、「制服」という安部公房:作品を1967年に六本木・自由劇場で田中伸彦」:演出で上演したことがある。1966年劇団自由劇場を旗揚げしたばかりだった憐さん、串田さん、信さんといった劇団の人たちにイロイロお世話になった。「演劇団」の旗揚げも自由劇場だった。地がすりの張り方、照明のこと,演劇のいろんなことを教わった。
憐さんはオレタチの良きアニキであった。名作「上海バンスキング」の衝撃はいまだに忘れがたい。日本のミュージカルの傑作である。「冬のマンハッタン」「春、忍び難きを」などの傑作戯曲を書上げた。09年に開場した東京・杉並区の劇場「座・高円寺」館長就任、文字通り、地元密着型の劇場作りに尽力、私達に演劇の大きさ、ニンゲンの大きさを教えてくれた。3度のロシア公演でもイロイロ助けてもらった。お世話になりっぱなしの半世紀余りである。元さん、憐さん、とアッチへ勝手に逝かれるとこっちはほんと、困りはてる。

憐さん本当に、お疲れ様でした。ゆっくり、お休みください。

場当たりの休憩中、信さんと憐さんの話を。

粛々と場当たり。20時から1幕の通し。オモシロイ、凄い作品に出来上がっている。より、明快に!である。坂手君から深夜電話。憐さんの話。坂手君はプレビューを観に来るとのこと。

・・・・・・
快晴のトーキョー。
10時半集合。さ、高円寺で朝マック。
13時からマスコミ向けの公開舞台稽古。

で、「ユーリンタウン2011」満員の座・高円寺でプレビュー公演の幕が開く!!
当日券「充分」あります。ぜひ、ふらりと高円寺まで。待ってます!!!

順調に13時から21時過ぎまでみっちり「ユーリンタウン」1幕の場当たり・明かり合わせ。
舞台のすべてを使い切ってステージング。
場当たりのあとバンドも一緒に入念にリハーサル。
予想通り、アクト1finaleに時間がかかった。が、それだけ面白いものに。
沖野マジックというべき照明によって立体化が進んでゆく。
ムーヴィング照明・・・・・・ミュージカルならではのライティング。
役者と一緒に動くライト。
・・・・・・・
世田谷区で検出された1時間当たり2.7マイクロシーベルトという放射線量は、文部科学省が積算の放射線量を計算する際に用いる、1日のうち、屋外で8時間、屋内で16時間過ごすという条件で計算すると、1日の被ばく量が38.88マイクロシーベルト、1年間にすると14.2ミリシーベルトになる。これは国が「避難の目安」としている年間放射線量の20ミリシーベルトを下回っているが計画的避難区域に指定されている福島県飯舘村役場よりも高くなっている。首都圏では、北茨城市で0.14マイクロシーベルトが計測。放射線影響研究所の長瀧重信元理事長は「文部科学省などによる上空からの測定では、世田谷区では放射線量の高い場所は確認されなかったので、このような値が出たことに驚いている。ただ、地形や天候の関係で局地的に高い線量になることはあり得ると思う。周辺の土壌や草木などから放射性物質の種類を調べたり、どこから放射線が出ているのか調べて原因を突きとめるとともに、ほかにもこうした場所がないか調査する必要がある」と話しています。予想されたことが次々と起こる放射能列島。
・・・・・・
鷹さんのセリフ「地下鉄の鉄骨にも飯館村の電柱にも血は立ったまま眠っている。」が「世田谷の公園の電柱に」に変わるか。すぐさま列島除染を。

今日は朝から曇り空のトーキョー。
今日もお昼過ぎから2幕の場当たり・明かり合わせみっちり。
じっくりゆっくり、楽しく作っていきましょう。